
アカマターの話はこうだ。アカマターが美青年に化けてやって来るというのはね。若い娘の所にやって来たらしいが、しまいには娘が妊娠しているというのに親が気づいて、「おまえは誰とそうなったのか。」と尋ねたら、「いつも、遅くなってから美青年がやって来る。」と言った、夜中に忍んで来ると。話を聞いたんでしょうね。何時頃来ると言ったら、娘に針を持たせて、着物を縫う針に糸を長くつけてね。美青年に化けたアカマタは欹髻を結って、侍の装いをしていたからね。娘に、針に長い糸を通して、欹髻に針を挿しなさいよと言いつけた。アカマターは娘に会った後は洞窟に入って行ったらしい。そこで糸を辿って洞窟に行ったら、そこには大きなアカマターがいたって。それからもうアカマターは人を騙すから、注意しなさいよということさあ。欹髻結って、侍の格好をしていたからね。欹髻に針を挿しなさいということだったらしい。そうして糸をさしたまま洞窟に帰って行ったので、糸をたどって行って明かりをつけて見たら、もうそれは何代も経た大きなアカマターがいたということさあ。そのとの事から、三月遊びには浜に行くようになった。若者から年寄りまで行くものだよと、それから浜に行くようになったというわけ。代を経た物は何でもほとんどが化けるということだったのか。
| レコード番号 | 47O374266 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C185 |
| 決定題名 | アカマタ婿入 針糸 浜下り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲栄間三良 |
| 話者名かな | なかえまさんだ |
| 生年月日 | 18940720 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19761219 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大木T03A03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P27 |
| キーワード | アカマター,美青年に化けた,若い娘,娘が妊娠,夜中に忍んで来る,針,着物を縫う針に糸,美青年に化けたアカマタ,欹髻,侍の装い,欹髻に針を挿しなさい,洞窟,大きなアカマター,アカマターは人を騙す,三月遊び,浜に行く,代を経た物は化けると |
| 梗概(こうがい) | アカマターの話はこうだ。アカマターが美青年に化けてやって来るというのはね。若い娘の所にやって来たらしいが、しまいには娘が妊娠しているというのに親が気づいて、「おまえは誰とそうなったのか。」と尋ねたら、「いつも、遅くなってから美青年がやって来る。」と言った、夜中に忍んで来ると。話を聞いたんでしょうね。何時頃来ると言ったら、娘に針を持たせて、着物を縫う針に糸を長くつけてね。美青年に化けたアカマタは欹髻を結って、侍の装いをしていたからね。娘に、針に長い糸を通して、欹髻に針を挿しなさいよと言いつけた。アカマターは娘に会った後は洞窟に入って行ったらしい。そこで糸を辿って洞窟に行ったら、そこには大きなアカマターがいたって。それからもうアカマターは人を騙すから、注意しなさいよということさあ。欹髻結って、侍の格好をしていたからね。欹髻に針を挿しなさいということだったらしい。そうして糸をさしたまま洞窟に帰って行ったので、糸をたどって行って明かりをつけて見たら、もうそれは何代も経た大きなアカマターがいたということさあ。そのとの事から、三月遊びには浜に行くようになった。若者から年寄りまで行くものだよと、それから浜に行くようになったというわけ。代を経た物は何でもほとんどが化けるということだったのか。 |
| 全体の記録時間数 | 2:44 |
| 物語の時間数 | 2:44 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |