
あのね、沖縄の人は最初は何も分からないさあね。大人も子供も、礼儀も知らない。怖さも知らない。それでもう唐の人達がどうすればよいかと、この人達にどのようにして物を分かってもらおうかと、考えたようだね。唐から石を三個持って来て、ここは神様だと。そうしてそれを踏んだり、取って行ったり、またそこに生えている木や草を取ったりしてはいけないよ、取ったりしたら神様の祭りがあるよと教えた。そうなんだけど、ある腕白が唐の人達が植えた木を取ったようだね。その時に指を切ったので、「そこを触るからだよ、そこを触ったから神様が祭ったんだよ。」と言われた。そういうことからこれは大変だね、本当に神様というのもいるんだね、大変だねと。その時から礼儀とか色々なことが分かったと、お婆さんは話をなさっていたよ。ウートートゥというのは、その石を三個置いてあるさあね、そこを拝むものだということで、線香も供えて拝んだ。そのウートートゥというのは今のちょうど党派みたいなもので、きかん坊は唐の言う事は聞かないらしいが、私は唐の言うことを聞いて、唐を信じていますよということで、ウートートゥをするという話だって。
| レコード番号 | 47O374242 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C184 |
| 決定題名 | ウートートゥ由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 砂辺光 |
| 話者名かな | すなべみつ |
| 生年月日 | 19120805 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県具志川市 |
| 記録日 | 19761219 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大木T02A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖母から聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P154 |
| キーワード | 沖縄,大人,子供,礼儀も知らない,怖さも知らない,唐の人達,唐から石を三個,神様,神様の祟り,ウートートゥ |
| 梗概(こうがい) | あのね、沖縄の人は最初は何も分からないさあね。大人も子供も、礼儀も知らない。怖さも知らない。それでもう唐の人達がどうすればよいかと、この人達にどのようにして物を分かってもらおうかと、考えたようだね。唐から石を三個持って来て、ここは神様だと。そうしてそれを踏んだり、取って行ったり、またそこに生えている木や草を取ったりしてはいけないよ、取ったりしたら神様の祭りがあるよと教えた。そうなんだけど、ある腕白が唐の人達が植えた木を取ったようだね。その時に指を切ったので、「そこを触るからだよ、そこを触ったから神様が祭ったんだよ。」と言われた。そういうことからこれは大変だね、本当に神様というのもいるんだね、大変だねと。その時から礼儀とか色々なことが分かったと、お婆さんは話をなさっていたよ。ウートートゥというのは、その石を三個置いてあるさあね、そこを拝むものだということで、線香も供えて拝んだ。そのウートートゥというのは今のちょうど党派みたいなもので、きかん坊は唐の言う事は聞かないらしいが、私は唐の言うことを聞いて、唐を信じていますよということで、ウートートゥをするという話だって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:22 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |