鳩料理(シマグチ)

概要

昔ある所にお爺さんとお婆さんがいたそうだよ。そしてお爺さんが鳩を取って来たので、お婆さんは鳩を料理したそうだ。煮ながら味見をしたりしていたら、あまりにもおいしくて、実を全部食べてしまって、汁だけが残ってしまった。それでお客さんがいらっしゃったので、お爺さんは、「私が鳩を取って来たから、汁が煮えていたら入れてきて差し上げなさい。」と言ったら、「はい。」と答えた。そう返答はしたものの長い時間経ってもちっとも入れてくる様子はなかった。「おい、お前はなぜ鳩の汁を入れてこないのか。」と言うと、「はい。」と答えたりしてごまかしていた。そうしているうちに台所に行ってみると、杓子とお椀を持ったまま突っ立っていたそうだ。「どうしたのか。」と言うと、「実がない。」と。「どうして鳩の実がないということもあるのか。」と問いただすと「味をしているうちに実がなくなってしまった。」「お前みたいな恥のない奴は、鳩の実は上に浮いているのであって、下には実はないよ。」と怒った。するともう、「あいえーなー。」と、その時、もうこの女は大恥をかいたという話だよ。

再生時間:1:18

民話詳細DATA

レコード番号 47O374063
CD番号 47O37C177
決定題名 鳩料理(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 大城トヨ
話者名かな おおしろとよ
生年月日 19160310
性別
出身地 北谷町
記録日 19770223
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村都屋T01A14
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集12 都屋の民話 P283
キーワード お爺さんとお婆さん,鳩を料理,味見,実を全部食べてしまた,汁だけ,鳩の実がない,鳩の実は上に浮く
梗概(こうがい) 昔ある所にお爺さんとお婆さんがいたそうだよ。そしてお爺さんが鳩を取って来たので、お婆さんは鳩を料理したそうだ。煮ながら味見をしたりしていたら、あまりにもおいしくて、実を全部食べてしまって、汁だけが残ってしまった。それでお客さんがいらっしゃったので、お爺さんは、「私が鳩を取って来たから、汁が煮えていたら入れてきて差し上げなさい。」と言ったら、「はい。」と答えた。そう返答はしたものの長い時間経ってもちっとも入れてくる様子はなかった。「おい、お前はなぜ鳩の汁を入れてこないのか。」と言うと、「はい。」と答えたりしてごまかしていた。そうしているうちに台所に行ってみると、杓子とお椀を持ったまま突っ立っていたそうだ。「どうしたのか。」と言うと、「実がない。」と。「どうして鳩の実がないということもあるのか。」と問いただすと「味をしているうちに実がなくなってしまった。」「お前みたいな恥のない奴は、鳩の実は上に浮いているのであって、下には実はないよ。」と怒った。するともう、「あいえーなー。」と、その時、もうこの女は大恥をかいたという話だよ。
全体の記録時間数 1:18
物語の時間数 1:18
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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