大歳の客(シマグチ)

概要

お金がないところと貧乏人の年寄り夫婦の二組がいた。そこに金持ちと貧乏人の心を試すために天から神様が下りていらしたようだ。ここの夫婦は火正月、隣は大変な金持ちであったから三百斤もある豚をつぶしていたら、そこへ、「今日一晩は泊めて下さい。」と行ったので、「物乞いは泊めない。」と断った。それからあと一組は、火だけを燃やして何もない年寄り夫婦だよ。「何もなくて、私達は火正月をやっているんだが、こんなところでもよかったら泊まって下さい。」と言ったので、ここへ泊まった。翌日、「どこそこで若水汲んできなさい。」と言うと、「はい。」と言って、若水を汲んできた。鍋の中に米をすこし入れると、鍋いっぱい肉ができた。「若水汲んできなさい。」と言われて、「はい。」と若水を汲んできた。その若水で浴びると、十七、八の若者になって、「いい正月ですね。」と金持ちのところへ行った。金持ちはもう不思議に思っていたので、「こんなこんなだったよ。」と教えた。その人達も若くなりたかったんでしょう。神様がきたので、いやがるのを無理に泊めた。今度は、その人達も若水で浴びると猿になった。もう貧乏人の夫婦はの若者は、神様が金持ちの家へ入れたようだ。入った後、この猿は本当は人だから、いつも自分の家へ来たようだ。そして、「こんなこんなで、猿が来ますよ。」と言った。神様が、「黒い石を取ってきて火で焼き、ここに置きなさい。」と言った。その人が言われたとおりに、黒石を強く火で焼いた。すると、猿がそこに座ったので猿の尻は赤くなっている。

再生時間:2:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O374006
CD番号 47O37C175
決定題名 大歳の客(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 喜友名初江
話者名かな きゆうなはつえ
生年月日 19220120
性別
出身地 沖縄県読谷村親志
記録日 19930120
記録者の所属組織 読谷村ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村親志T04B01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集12 親志の民話 P101
キーワード 貧乏人,年寄り夫婦,金持ち,心を試す,天から神様,夫婦,火正月,隣は大変な金持ち,三百斤もある豚,物乞いは泊めない,火正月,若水,鍋の中に米,鍋いっぱいの肉,十七、八の若者,猿,黒い石,火で焼焼いた,猿の尻は赤くなった
梗概(こうがい) お金がないところと貧乏人の年寄り夫婦の二組がいた。そこに金持ちと貧乏人の心を試すために天から神様が下りていらしたようだ。ここの夫婦は火正月、隣は大変な金持ちであったから三百斤もある豚をつぶしていたら、そこへ、「今日一晩は泊めて下さい。」と行ったので、「物乞いは泊めない。」と断った。それからあと一組は、火だけを燃やして何もない年寄り夫婦だよ。「何もなくて、私達は火正月をやっているんだが、こんなところでもよかったら泊まって下さい。」と言ったので、ここへ泊まった。翌日、「どこそこで若水汲んできなさい。」と言うと、「はい。」と言って、若水を汲んできた。鍋の中に米をすこし入れると、鍋いっぱい肉ができた。「若水汲んできなさい。」と言われて、「はい。」と若水を汲んできた。その若水で浴びると、十七、八の若者になって、「いい正月ですね。」と金持ちのところへ行った。金持ちはもう不思議に思っていたので、「こんなこんなだったよ。」と教えた。その人達も若くなりたかったんでしょう。神様がきたので、いやがるのを無理に泊めた。今度は、その人達も若水で浴びると猿になった。もう貧乏人の夫婦はの若者は、神様が金持ちの家へ入れたようだ。入った後、この猿は本当は人だから、いつも自分の家へ来たようだ。そして、「こんなこんなで、猿が来ますよ。」と言った。神様が、「黒い石を取ってきて火で焼き、ここに置きなさい。」と言った。その人が言われたとおりに、黒石を強く火で焼いた。すると、猿がそこに座ったので猿の尻は赤くなっている。
全体の記録時間数 2:59
物語の時間数 2:59
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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