城間仲(シマグチ)

概要

城間仲というのは人から聞いたがね、城間仲のいちばん主人がね、自分のシンジュといったら、墓を造るといって易者を頼んだようだ。それで、易者も一緒にこの墓を造る場所、そこへ行ったそうだ。その頃はまた稲刈りだったそうだ。城間仲は田んぼも多くて、その日は沢山の人が出て稲刈りをやっていたそうだ。この主人と墓を造る日を決める人と一緒に墓を造る所へ行ったそうだ。行きながら、稲の話をやりながら、野原の上に上ったそうだ。すると、主人は墓を造る日を決める人に、「貴方はここに立っていて下さい。私はそこまで行ってきましょうね。」と行ったそうだ。どうして逃げたかといえば、この使用人がね、内緒で稲を自分の家へ運んでいたようだ。これを主人が知って使用人達が気まずい思いをしないように、見つからないうちに逃げたようだ。それで、日を決める易者は、「あゝこの主人は、そこの使用人達が気まずくならないようにと逃げたんだね。」と感じとった。この主人に、「あなたたちのものは、あなたが造りたい所、どこにでも造りなさい。墓はあなたが造りたい所、どこでも上等だからね。」と易者は家へ帰った。墓を造るときも、そこは上等な地で掘った所から鯉が出たそうだ。それが出るからには、墓の敷地としてね、大変いい所だそうだ。城間仲は大変誠実なので、今につけて富はますます栄えているそうだ。

再生時間:2:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O373845
CD番号 47O37C168
決定題名 城間仲(シマグチ)
話者がつけた題名 城間仲
話者名 平敷樽
話者名かな へしきたる
生年月日 19000225
性別
出身地 沖縄県具志川市
記録日 19770227
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村上地T01A06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 友達から聞いた。
文字化資料 読谷村民話資料集12上地の民話 P18
キーワード 城間仲,主人,墓,易者,稲刈り,使用,稲を自分の家へ運んでいた,上等な地,鯉,墓の敷地,城間仲は大変誠実,栄えた
梗概(こうがい) 城間仲というのは人から聞いたがね、城間仲のいちばん主人がね、自分のシンジュといったら、墓を造るといって易者を頼んだようだ。それで、易者も一緒にこの墓を造る場所、そこへ行ったそうだ。その頃はまた稲刈りだったそうだ。城間仲は田んぼも多くて、その日は沢山の人が出て稲刈りをやっていたそうだ。この主人と墓を造る日を決める人と一緒に墓を造る所へ行ったそうだ。行きながら、稲の話をやりながら、野原の上に上ったそうだ。すると、主人は墓を造る日を決める人に、「貴方はここに立っていて下さい。私はそこまで行ってきましょうね。」と行ったそうだ。どうして逃げたかといえば、この使用人がね、内緒で稲を自分の家へ運んでいたようだ。これを主人が知って使用人達が気まずい思いをしないように、見つからないうちに逃げたようだ。それで、日を決める易者は、「あゝこの主人は、そこの使用人達が気まずくならないようにと逃げたんだね。」と感じとった。この主人に、「あなたたちのものは、あなたが造りたい所、どこにでも造りなさい。墓はあなたが造りたい所、どこでも上等だからね。」と易者は家へ帰った。墓を造るときも、そこは上等な地で掘った所から鯉が出たそうだ。それが出るからには、墓の敷地としてね、大変いい所だそうだ。城間仲は大変誠実なので、今につけて富はますます栄えているそうだ。
全体の記録時間数 2:45
物語の時間数 2:45
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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