白銀堂由来(共通語)

概要

白銀堂に祭られている、あの神様は、重大なまあそれらしい地位のある人で、上様からの命令を受けて
、役人の勤めで仰せつかって、薩摩に御用しに旅行するわけです。したらそれは妻はもう、その自分が留守のうちに、人に犯されはしないかというような心配があるわけ。あるんですけれども、もうこれ勤めだからと旅に出なければならないと言って行くんだが。帰ってくると自分の家の寝室に、男が自分の家内とこう並んで寝ておるわけですよ。かーっとなってね。こりゃあもう私の留守中に不貞のやからが入っていると、かーっとなってね、刀を抜いてね。「まてよ、これ。」親から、「意地ぬ出(い)じらー手(てぃー)引け、手ぬ出(い)じらー意地引け。」という言葉を教えられているわけ。それを思い出してね、刀を納めて、実際に調べてみたら、自分のお母さんが男の支度をしてね、この嫁の身を守るために寝ていたと。そしてそれが親を救った。そして、親のその遺言をね、私は思い出して、親がこういうふうにして教育させておいたために親も助かって勤めもりっぱに終わって、その家庭は安全で幸せに暮らしたと。だからそういうような言葉そのものを後の人に伝えるために、あの白銀堂というのに祭っておったという話。

再生時間:3:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O373822
CD番号 47O37C167
決定題名 白銀堂由来(共通語)
話者がつけた題名 白銀堂由来
話者名 池原昌徳
話者名かな いけはらしょうとく
生年月日 19161021
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19881221
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村楚辺T19A05
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P138
キーワード 白銀堂に祭られている、あの神様は、重大なまあそれらしい地位のある人で、上様からの命令を受けて 、役人の勤めで仰せつかって、薩摩に御用しに旅行するわけです。したらそれは妻はもう、その自分が留守のうちに、人に犯されはしないかというような心配があるわけ。あるんですけれども、もうこれ勤めだからと旅に出なければならないと言って行くんだが。帰ってくると自分の家の寝室に、男が自分の家内とこう並んで寝ておるわけですよ。かーっとなってね。こりゃあもう私の留守中に不貞のやからが入っていると、かーっとなってね、刀を抜いてね。「まてよ、これ。」親から、「意地ぬ出(い)じらー手(てぃー)引け、手ぬ出(い)じらー意地引け。」という言葉を教えられているわけ。それを思い出してね、刀を納めて、実際に調べてみたら、自分のお母さんが男の支度をしてね、この嫁の身を守るために寝ていたと。そしてそれが親を救った。そして、親のその遺言をね、私は思い出して、親がこういうふうにして教育させておいたために親も助かって勤めもりっぱに終わって、その家庭は安全で幸せに暮らしたと。だからそういうような言葉そのものを後の人に伝えるために、あの白銀堂というのに祭っておったという話。
梗概(こうがい) 白銀堂に祭られている、あの神様は、重大なまあそれらしい地位のある人で、上様からの命令を受けて 、役人の勤めで仰せつかって、薩摩に御用しに旅行するわけです。したらそれは妻はもう、その自分が留守のうちに、人に犯されはしないかというような心配があるわけ。あるんですけれども、もうこれ勤めだからと旅に出なければならないと言って行くんだが。帰ってくると自分の家の寝室に、男が自分の家内とこう並んで寝ておるわけですよ。かーっとなってね。こりゃあもう私の留守中に不貞のやからが入っていると、かーっとなってね、刀を抜いてね。「まてよ、これ。」親から、「意地ぬ出(い)じらー手(てぃー)引け、手ぬ出(い)じらー意地引け。」という言葉を教えられているわけ。それを思い出してね、刀を納めて、実際に調べてみたら、自分のお母さんが男の支度をしてね、この嫁の身を守るために寝ていたと。そしてそれが親を救った。そして、親のその遺言をね、私は思い出して、親がこういうふうにして教育させておいたために親も助かって勤めもりっぱに終わって、その家庭は安全で幸せに暮らしたと。だからそういうような言葉そのものを後の人に伝えるために、あの白銀堂というのに祭っておったという話。
全体の記録時間数 3:07
物語の時間数 3:07
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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