
鼠はトントンと歩き廻るので神の小使いだったそうだ。「今日は公儀で集まりがあるので、皆参加して
下さい。」と、十二支、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の十一ヵ所を廻った。しかし、猫と仲が悪い猫には連絡してなかったので、「この野郎、私を仲間はずれにして、鼠は叩き殺してやろう。」と猫は怒った。鼠を取る癖は、そういうことで鼠と猫は敵同士になったそうだ。そうして、この鼠は、「私は足は遅いから。」と先になるわけだ。牛はまたのっそりのっそりとね。馬はまた、「私が追い抜いてやろう。」と。牛は、「自分は足がのろいので、今から行かないと那覇に早く着くことは出来ないから、私は先になろうね。」と言った。鼠はまた牛の上に乗ったら分かるので、尻尾に下がってね、尻尾にさがれば、ちょうど糞がついているような感じなので、牛は気がつかなかった。すると、着くなり尻尾からポンと降りて、牛よりはちょうど三尺、牛よりは先に着いたようだ。子、牛、寅の話。
| レコード番号 | 47O373797 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C165 |
| 決定題名 | 十二支由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 十二支由来 |
| 話者名 | 比嘉清次郎 |
| 話者名かな | ひがせいじろう |
| 生年月日 | 19100320 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19881220 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T17A02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 先輩から公民館で聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P1 |
| キーワード | 鼠,神の小使い,公儀で集まり,十二支,子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥,猫と仲が悪い |
| 梗概(こうがい) | 鼠はトントンと歩き廻るので神の小使いだったそうだ。「今日は公儀で集まりがあるので、皆参加して 下さい。」と、十二支、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の十一ヵ所を廻った。しかし、猫と仲が悪い猫には連絡してなかったので、「この野郎、私を仲間はずれにして、鼠は叩き殺してやろう。」と猫は怒った。鼠を取る癖は、そういうことで鼠と猫は敵同士になったそうだ。そうして、この鼠は、「私は足は遅いから。」と先になるわけだ。牛はまたのっそりのっそりとね。馬はまた、「私が追い抜いてやろう。」と。牛は、「自分は足がのろいので、今から行かないと那覇に早く着くことは出来ないから、私は先になろうね。」と言った。鼠はまた牛の上に乗ったら分かるので、尻尾に下がってね、尻尾にさがれば、ちょうど糞がついているような感じなので、牛は気がつかなかった。すると、着くなり尻尾からポンと降りて、牛よりはちょうど三尺、牛よりは先に着いたようだ。子、牛、寅の話。 |
| 全体の記録時間数 | 2:41 |
| 物語の時間数 | 2:39 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |