
実子は女の子であったが、親が大変可愛がっていたそうだ。また継子も女の子であった。母親は実子と
継子に芋を掘らせたんだが、継子には、「あんたは側から掘りなさいよ。」と、実子には、「真ん中から掘りなさい。」と言いつけた。それで二人共親の言いつけ通りに掘ったら、真ん中から掘った芋は小さくて、側から掘った芋は、大きくてすぐバーキの一杯になった。母親は側から掘りなさいと言ったのに、実子が掘った芋は小さかったからね、どうしてだろうと不思議に思った。「もうこのままでは私の子は大変なことになる。粗末にされてはいけない。」と思って継子を殺すことを考えた。その後、妻は大変な悪者であったんでしょうね。豆腐を作るとき、ゆし豆腐をどんどん沸騰させて、大変大きなどんぶりに沸騰させたゆし豆腐を入れて、「今日はあなたに沢山のゆし豆腐をあげるから、早く食べなさい、早く食べなさい。」とせきたてた。そのゆし豆腐で、継子を殺すつもりだった。そして、継子はそこで胸を焼いてしまって、命を落としたそうだ。継親が悪者で、継子を粗末にしたという話を聞いたよ。
| レコード番号 | 47O373758 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C163 |
| 決定題名 | 継子の芋掘り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 継子話 |
| 話者名 | 比嘉カマド |
| 話者名かな | ひがかまど |
| 生年月日 | 19120524 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19890524 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T15A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P86 |
| キーワード | 実子,女の子,継子,芋掘り,実子,豆腐,ゆし豆腐 |
| 梗概(こうがい) | 実子は女の子であったが、親が大変可愛がっていたそうだ。また継子も女の子であった。母親は実子と 継子に芋を掘らせたんだが、継子には、「あんたは側から掘りなさいよ。」と、実子には、「真ん中から掘りなさい。」と言いつけた。それで二人共親の言いつけ通りに掘ったら、真ん中から掘った芋は小さくて、側から掘った芋は、大きくてすぐバーキの一杯になった。母親は側から掘りなさいと言ったのに、実子が掘った芋は小さかったからね、どうしてだろうと不思議に思った。「もうこのままでは私の子は大変なことになる。粗末にされてはいけない。」と思って継子を殺すことを考えた。その後、妻は大変な悪者であったんでしょうね。豆腐を作るとき、ゆし豆腐をどんどん沸騰させて、大変大きなどんぶりに沸騰させたゆし豆腐を入れて、「今日はあなたに沢山のゆし豆腐をあげるから、早く食べなさい、早く食べなさい。」とせきたてた。そのゆし豆腐で、継子を殺すつもりだった。そして、継子はそこで胸を焼いてしまって、命を落としたそうだ。継親が悪者で、継子を粗末にしたという話を聞いたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:46 |
| 物語の時間数 | 1:46 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |