ナーチャミー由来(シマグチ)

概要

ナーチャミーというのはね、大変金持ちの侍から出た話だよ。そこの娘が亡くなったので、七くびの衣
装も着けさせてという歌にもあるように、大変上等な着物を着けさせて、墓に送ったようだね。すると夜中にその子が、夢の中で、「お母さんよ、私は寒いよ。」と訴えていた。「お父さんよ、私達の子が寒いと訴えているが、いったいどうしたんでしょうね。」と。「今日はもう私達の子が『寒いよ』と訴えている夢を見たから墓まで様子を見に行ってこよう。」と松明りを持って墓に行った。昔はランプを使っていたんだが、その墓には門番もいなかったようだ。行ってみると、盗人が着物をはぎ取っていて、もうその盗人は着物をはぎ取っているのを親戚の人達に見つかってしまい、追い詰められて逃げて行ってしまった。盗人は侍から着物をはぎ取って質屋みたいなところにでも売るわけさ。そういう侍の話から、盗人に着物を盗まれないためにね、ナーチャミーを行なうようになったそうだよ。以前はミッチャミーまでやったよ。それから、後は、その夜は何を張ったかははっきりしないが、今でいうテントみたいなのを張ってね、墓に番人をおいたという話だよ。また、「どうして(私は墓に)入っているだろう。」と生き返ることもあったそうだよ。

再生時間:2:35

民話詳細DATA

レコード番号 47O373725
CD番号 47O37C162
決定題名 ナーチャミー由来(シマグチ)
話者がつけた題名 ナーチャミーの話
話者名 比嘉カマド
話者名かな ひがかまど
生年月日 19120524
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19890524
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村楚辺T14A04
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ナーチャミー,金持ち,娘が亡くなった,七くびの衣装,上等な着物,寒いよ,墓,盗人,生き返る
梗概(こうがい) ナーチャミーというのはね、大変金持ちの侍から出た話だよ。そこの娘が亡くなったので、七くびの衣 装も着けさせてという歌にもあるように、大変上等な着物を着けさせて、墓に送ったようだね。すると夜中にその子が、夢の中で、「お母さんよ、私は寒いよ。」と訴えていた。「お父さんよ、私達の子が寒いと訴えているが、いったいどうしたんでしょうね。」と。「今日はもう私達の子が『寒いよ』と訴えている夢を見たから墓まで様子を見に行ってこよう。」と松明りを持って墓に行った。昔はランプを使っていたんだが、その墓には門番もいなかったようだ。行ってみると、盗人が着物をはぎ取っていて、もうその盗人は着物をはぎ取っているのを親戚の人達に見つかってしまい、追い詰められて逃げて行ってしまった。盗人は侍から着物をはぎ取って質屋みたいなところにでも売るわけさ。そういう侍の話から、盗人に着物を盗まれないためにね、ナーチャミーを行なうようになったそうだよ。以前はミッチャミーまでやったよ。それから、後は、その夜は何を張ったかははっきりしないが、今でいうテントみたいなのを張ってね、墓に番人をおいたという話だよ。また、「どうして(私は墓に)入っているだろう。」と生き返ることもあったそうだよ。
全体の記録時間数 2:35
物語の時間数 2:35
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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