普天間権現由来(シマグチ)

概要

普天間グジーという方は、大変な美人の女性であった。すべての男性は、美人で評判な女性を見たいと思っていたんだが、全く外に出ることがなかったので見ることができなかった。それである若者達が、ぜひその女性を見たいということになった。そうして普天間グジーを驚かせて家から出し、男性みんなに見られてしまった。普天間グジーは、こんなにして生きていても何の望みもないと悲観してしまった。そうして自分が毎日紡いでいるウーバーラから芭蕉の先をつかんだまま、家を飛び出してしまった。後をついて行くと芭蕉は、普天間の洞窟に入っているということが分かった。それでみんなで捜したんだが、普天間グジーを見つけ出すことができなかったということで、「普天間グジーという女性は普通の人ではなくて、やっぱり神様であったんだなあ。」と、みんなで想像しそれから普天間宮というのは、お宮として出来たという話だよ。また、大和から兵隊のような人がやって来た。この人が普天間権現を拝んでいるすきに、自分の刀を忘れてしまった。しかしその人が大和に帰り沖縄に戻って来るまで、刀は残っていたということで、普天間権現の神様は本当に立派な神様であることが分かった。そういうことから近頃まで、普天間宮は普天間権現というあだ名も付けられていた。昔は徴兵検査に合格した場合にも、普天間権現を拝む習慣になったという話だよ。

再生時間:2:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O373550
CD番号 47O37C155
決定題名 普天間権現由来(シマグチ)
話者がつけた題名 普天間権現由来
話者名 上地源助
話者名かな うえちげんすけ
生年月日 19070103
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19770220
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村楚辺T08A08
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 お爺さんから聞く。
文字化資料 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P205
キーワード 普天間グジー,大変な美人,全く外に出ない,ウーバーラ,普天間の洞窟,大和から兵隊,刀を忘れた
梗概(こうがい) 普天間グジーという方は、大変な美人の女性であった。すべての男性は、美人で評判な女性を見たいと思っていたんだが、全く外に出ることがなかったので見ることができなかった。それである若者達が、ぜひその女性を見たいということになった。そうして普天間グジーを驚かせて家から出し、男性みんなに見られてしまった。普天間グジーは、こんなにして生きていても何の望みもないと悲観してしまった。そうして自分が毎日紡いでいるウーバーラから芭蕉の先をつかんだまま、家を飛び出してしまった。後をついて行くと芭蕉は、普天間の洞窟に入っているということが分かった。それでみんなで捜したんだが、普天間グジーを見つけ出すことができなかったということで、「普天間グジーという女性は普通の人ではなくて、やっぱり神様であったんだなあ。」と、みんなで想像しそれから普天間宮というのは、お宮として出来たという話だよ。また、大和から兵隊のような人がやって来た。この人が普天間権現を拝んでいるすきに、自分の刀を忘れてしまった。しかしその人が大和に帰り沖縄に戻って来るまで、刀は残っていたということで、普天間権現の神様は本当に立派な神様であることが分かった。そういうことから近頃まで、普天間宮は普天間権現というあだ名も付けられていた。昔は徴兵検査に合格した場合にも、普天間権現を拝む習慣になったという話だよ。
全体の記録時間数 2:22
物語の時間数 2:22
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP