
私達はね、比屋久の世といってね、昔から最初の頃からの子孫なんだよ。昔、昔は唐の世と言われているでしょう。その人は唐から来られたと思っている。鍛冶屋で私達の読谷にいらしてね、カンジャー王が、長浜に鍛冶をする所、田んぼの上だが、そこで鍛冶屋をなさった。その人が、鍬、へラを作ったりして、その人は比屋久の先祖になっていると思う人がおられたようだ。そうして、その人は長浜で年を取られ、私達がほどほど成長してから、その人の遺骨をお連れしたこともあったよ。それに、その人が私達が物心つく十七、八の時に、墓は長浜の天久与久田というところに世話になっていて、長浜の比屋久墓といって畑のまん中にお墓は祭られていた。私はビンスを担いで、御願も沢山供えたよ。比屋久には唐から来られた親祖先の鉢も、唐世からの御拝領といってあるし、絹にしても天までの長さの糸絹があったよ。そのような人が、私達の沖縄読谷の人なので、鍛冶屋をして世を広げたのではないかと、私は思っているわけだ。
| レコード番号 | 47O373517 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C153 |
| 決定題名 | 読谷の神の話(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 読谷の神の話 |
| 話者名 | 比嘉永純 |
| 話者名かな | ひがえいじゅん |
| 生年月日 | 18930820 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19770220 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T06A02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親から聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P283 |
| キーワード | 比屋久の世,鍛冶,カンジャー王,長浜に鍛冶,長浜の天久与久田,長浜の比屋久墓 |
| 梗概(こうがい) | 私達はね、比屋久の世といってね、昔から最初の頃からの子孫なんだよ。昔、昔は唐の世と言われているでしょう。その人は唐から来られたと思っている。鍛冶屋で私達の読谷にいらしてね、カンジャー王が、長浜に鍛冶をする所、田んぼの上だが、そこで鍛冶屋をなさった。その人が、鍬、へラを作ったりして、その人は比屋久の先祖になっていると思う人がおられたようだ。そうして、その人は長浜で年を取られ、私達がほどほど成長してから、その人の遺骨をお連れしたこともあったよ。それに、その人が私達が物心つく十七、八の時に、墓は長浜の天久与久田というところに世話になっていて、長浜の比屋久墓といって畑のまん中にお墓は祭られていた。私はビンスを担いで、御願も沢山供えたよ。比屋久には唐から来られた親祖先の鉢も、唐世からの御拝領といってあるし、絹にしても天までの長さの糸絹があったよ。そのような人が、私達の沖縄読谷の人なので、鍛冶屋をして世を広げたのではないかと、私は思っているわけだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:27 |
| 物語の時間数 | 3:27 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |