
藁一束で芋を炊いたという話を私達の先輩から聞いた。これも多分嫁姑か、継子の分けへだてのことであったかと思う。そこで、「大鍋一杯の芋を藁一束で炊きなさい。」ということであった。これはもう大変嫁をね、憎んで家からおい出そうと、そこの姑の考えだったんでしょう。その嫁も物分かりのいい、すばらしい嫁だったのか、「もうそうしましょうか。」と真面目に親の言うことは聞かないといけないと思った。姑は、「どのようにしてやるのかな。」と見ていた。藁一束で芋が炊けるということは、誰にも考えられないことではあるが、嫁は、芋を炊くときには、本当に藁一束燃やしはするが、藪の中からも、あっちからもこっちからも、芥などを集めてきて、一緒に拾い集めて燃やしたから、とうとう大鍋一杯芋を炊いて、成功したので、「たいした嫁ではないと思っていたのにすばらしい人だった。」と、その後信用して、一緒に仲良く暮らして成功したという話を聞いています。
| レコード番号 | 47O373505 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C152 |
| 決定題名 | 嫁えらび(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | 嫁えらび |
| 話者名 | 比嘉次郎 |
| 話者名かな | ひがじろう |
| 生年月日 | 19041128 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19770220 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T05A25 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 村の年寄りから聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P81 |
| キーワード | 藁一束,芋を炊い,嫁姑,継子の分けへだて,大鍋一杯の芋を藁一束で炊きなさい |
| 梗概(こうがい) | 藁一束で芋を炊いたという話を私達の先輩から聞いた。これも多分嫁姑か、継子の分けへだてのことであったかと思う。そこで、「大鍋一杯の芋を藁一束で炊きなさい。」ということであった。これはもう大変嫁をね、憎んで家からおい出そうと、そこの姑の考えだったんでしょう。その嫁も物分かりのいい、すばらしい嫁だったのか、「もうそうしましょうか。」と真面目に親の言うことは聞かないといけないと思った。姑は、「どのようにしてやるのかな。」と見ていた。藁一束で芋が炊けるということは、誰にも考えられないことではあるが、嫁は、芋を炊くときには、本当に藁一束燃やしはするが、藪の中からも、あっちからもこっちからも、芥などを集めてきて、一緒に拾い集めて燃やしたから、とうとう大鍋一杯芋を炊いて、成功したので、「たいした嫁ではないと思っていたのにすばらしい人だった。」と、その後信用して、一緒に仲良く暮らして成功したという話を聞いています。 |
| 全体の記録時間数 | 1:54 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |