名護親方 子は精霊(シマグチ)

概要

名護親方に子供が生まれたが、名護親方は自分の腹を貸しただけで、この子は私達の子供ではないと言
っていた。その子は何歳の年にか亡くなったので、もう妻が、「もうこんなに長らく七年もなるのに、洗骨もして綺麗にしないと私は気がすまない。」と、妻は言った。名護親方は、墓を開けたくないと思って、「大丈夫、自分の子は精霊である。私達の子供ではない。私達の腹を借りて生まれている。洗骨はしなくてもいいよ。」と言っているんだが、妻にせかされて、綺麗にしてあげようと、墓を開けると、何もなかったそうだ。「ねえ、何もないでしょう。大丈夫、お前の腹を借りて、その子は生まれたので、何も死体もないよ。」と、言ったようだ。その名護親方は、墓を開けてしまうと、自分の祖先は栄えないということで、開けないつもりであったが、妻にせかされて開けてしまったので、栄えてないという話である。



再生時間:2:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O373355
CD番号 47O37C146
決定題名 名護親方 子は精霊(シマグチ)
話者がつけた題名 名護親方
話者名 松田芳
話者名かな まつだよし
生年月日 19110210
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19770220
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村楚辺T01B01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 昔話は父親が夕食後に話したりしていた。
文字化資料
キーワード 名護親方,子供,腹を貸した,亡くなった,洗骨,墓,精霊
梗概(こうがい) 名護親方に子供が生まれたが、名護親方は自分の腹を貸しただけで、この子は私達の子供ではないと言 っていた。その子は何歳の年にか亡くなったので、もう妻が、「もうこんなに長らく七年もなるのに、洗骨もして綺麗にしないと私は気がすまない。」と、妻は言った。名護親方は、墓を開けたくないと思って、「大丈夫、自分の子は精霊である。私達の子供ではない。私達の腹を借りて生まれている。洗骨はしなくてもいいよ。」と言っているんだが、妻にせかされて、綺麗にしてあげようと、墓を開けると、何もなかったそうだ。「ねえ、何もないでしょう。大丈夫、お前の腹を借りて、その子は生まれたので、何も死体もないよ。」と、言ったようだ。その名護親方は、墓を開けてしまうと、自分の祖先は栄えないということで、開けないつもりであったが、妻にせかされて開けてしまったので、栄えてないという話である。
全体の記録時間数 2:55
物語の時間数 2:55
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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