継親念仏(シマグチ)

概要

その子は親と死別して七歳の時に思い出した。その子はどんな秀れた子だったのか、私の親に似ている人がおられるかなと国々を巡ったそうだ。巡ったけれども親に似ている人は一人もいなかった。今度は仲順大主に出会った。それで、「仲順大主、頼みがあります。」と言ったので、「どうして、お前、子供が私を頼むのか。」と言った。「私は五歳の年に母親を失い、七歳の時に継親がいたので、私の親に似ている人はいないかなあと探し歩いたが私の親に似ている人は一人もいない。私の親を見せて下さい。」と仲順大主にお願いした。「お前の親は、普段は見えないよ。七月、七夕中の十日になれば、クーダグシ、七グシついで、左の袖で隠し、右の袖から一目見えるよ。」とおっしゃった。見ると仏壇におられた。「どうして私の母親はそこにいらっしゃるのか。私は継親と一緒には出来ない。私もお母さんと供にして下さい。」と言ったら、「お前一人しか子供もいないので、七月、正月になればお茶の八月を供えてちょうだい。また七月になれば、後生の宝はミンヌクーだよう。」と、歌はこれだけだ。

再生時間:2:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O373346
CD番号 47O37C145
決定題名 継親念仏(シマグチ)
話者がつけた題名 仲順大主の話
話者名 松田ウシ
話者名かな まつだうし
生年月日 18940626
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19770220
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村楚辺T01A18
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく) んかしよー
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P97
キーワード 親と死別,七歳の時に思い出した,秀れた子,国々を巡った,仲順大主,五歳の年に母親を失い,継親,七月,七夕中の十日,クーダグシ,七グシ,左の袖で隠し,右の袖から一目見える,仏壇,正月,お茶の八月,後生の宝,ミンヌクー
梗概(こうがい) その子は親と死別して七歳の時に思い出した。その子はどんな秀れた子だったのか、私の親に似ている人がおられるかなと国々を巡ったそうだ。巡ったけれども親に似ている人は一人もいなかった。今度は仲順大主に出会った。それで、「仲順大主、頼みがあります。」と言ったので、「どうして、お前、子供が私を頼むのか。」と言った。「私は五歳の年に母親を失い、七歳の時に継親がいたので、私の親に似ている人はいないかなあと探し歩いたが私の親に似ている人は一人もいない。私の親を見せて下さい。」と仲順大主にお願いした。「お前の親は、普段は見えないよ。七月、七夕中の十日になれば、クーダグシ、七グシついで、左の袖で隠し、右の袖から一目見えるよ。」とおっしゃった。見ると仏壇におられた。「どうして私の母親はそこにいらっしゃるのか。私は継親と一緒には出来ない。私もお母さんと供にして下さい。」と言ったら、「お前一人しか子供もいないので、七月、正月になればお茶の八月を供えてちょうだい。また七月になれば、後生の宝はミンヌクーだよう。」と、歌はこれだけだ。
全体の記録時間数 2:11
物語の時間数 2:11
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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