吉屋チルー(シマグチ混)

概要

あれはねー、山田の人であったということも聞いているな。しかし、げいりは、わみや恩納村(おんなむら)というてあるさーね。恩納村。昔は山田まで読谷であったという話だが、それを親が貧乏であるから、ジュリ売(う)いしに連れて行ったという事だな。そして比謝橋(ひじゃばし)を渡って行ったという事。「比謝橋の橋や、情(なさ)きねん人(ひとぅ)ぬ わん渡(わた)さとぅむてぃ、架(か)きてぃうちぇさ。」ということ歌ったそうだ。吉屋(ゆしや)は、売られて行ったからさ、もう向こうで有名な人だったわけだな、辻(つじ)に行って。そしてあのー昔(んかし)のジュリだから、アンマーはお金取ればいいさーね。お金取ればいいから、物乞(むんくー)やーの非常に汚ない者に呼ばれたわけだな。そのう客(ちゃく)ぉ暗(ゆら)しんむんう客(ちゃく)やんりぐとぅ。そうしてその人に呼ばれてしまってあくる日見たら非常に汚ない人間であったということ。それから吉屋はもー生きる気持ちもなくて、波上(なんみん)の崖(はんた)から、落(う)てぃてぃ死(し)じゃんという話だな。それからもーアンマーが、うぬ波上(なんみん)の崖(はんた)んかい通って泣いたから。「生(い)ちちうるえまや、わん粗末(すそー)にひちょーてぃ 死ぬはバクチャヤに通(かゆ)てぃなしば。」そういうて、死んでからも歌を歌ったということだな。

再生時間:6:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O373298
CD番号 47O37C143
決定題名 吉屋チルー(シマグチ混)
話者がつけた題名 吉屋チルー
話者名 比嘉利吉
話者名かな ひがりきち
生年月日 19081220
性別
出身地 沖縄県読谷村座喜味
記録日 19880420
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村座喜味T12B07
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P272
キーワード 山田の人,恩納村,読谷,親が貧乏,ジュリ売り,比謝橋,吉屋,辻,アンマー,お金,物乞,汚ない者,波之上の崖,死んだ,バクチャヤ,歌を歌った
梗概(こうがい) あれはねー、山田の人であったということも聞いているな。しかし、げいりは、わみや恩納村(おんなむら)というてあるさーね。恩納村。昔は山田まで読谷であったという話だが、それを親が貧乏であるから、ジュリ売(う)いしに連れて行ったという事だな。そして比謝橋(ひじゃばし)を渡って行ったという事。「比謝橋の橋や、情(なさ)きねん人(ひとぅ)ぬ わん渡(わた)さとぅむてぃ、架(か)きてぃうちぇさ。」ということ歌ったそうだ。吉屋(ゆしや)は、売られて行ったからさ、もう向こうで有名な人だったわけだな、辻(つじ)に行って。そしてあのー昔(んかし)のジュリだから、アンマーはお金取ればいいさーね。お金取ればいいから、物乞(むんくー)やーの非常に汚ない者に呼ばれたわけだな。そのう客(ちゃく)ぉ暗(ゆら)しんむんう客(ちゃく)やんりぐとぅ。そうしてその人に呼ばれてしまってあくる日見たら非常に汚ない人間であったということ。それから吉屋はもー生きる気持ちもなくて、波上(なんみん)の崖(はんた)から、落(う)てぃてぃ死(し)じゃんという話だな。それからもーアンマーが、うぬ波上(なんみん)の崖(はんた)んかい通って泣いたから。「生(い)ちちうるえまや、わん粗末(すそー)にひちょーてぃ 死ぬはバクチャヤに通(かゆ)てぃなしば。」そういうて、死んでからも歌を歌ったということだな。
全体の記録時間数 6:52
物語の時間数 6:52
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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