
マジムンと自分らの同じ人間が友達になっておったと言いますね。それはまあ昼遊ぶ暇はないから、夜、マジムン(妖怪)も自分らよい人の前にマジムンもきて、もう友達して、あらゆる話ぃやってですね。非常におもしろそうに、マジムンと友達しておったという人がおったと言います。だから、「友達なるから、自分の物はみんなもう、みんなの方に隠しはしないで、あんたが知っておることも教えてくれよ、同じ友達だから。」と言って。人間はもう作戦だったそうですよ。「あんたが知っておるのはみんな私に教えてよ。じゃあ友達でないよ。」と、明らかでない意味よ、そのマジムンに話してですね。「はいそうするよ、私の知っている物はあなたにみんな教えてよ。」明らかであったそうですよ。このマジムンというものも馬鹿にする人は悪くするそうですがね、あれは仲良くするとあまり馬鹿にはしないという話です。だがマジムンであるから、やっぱし人間であるからと言うて、自分らの方を助けるために習っておったそうですよ。だからあまり長遊び、夜してもう今日やっぱり遅くまで遊んでね。帰ろうかと言って話したら、あれこれの話をしてもう帰ろうか、また明日合おうかと言って、あっさり帰って行って、また明日の夜も毎日のこと来ておったそうですよ。だからもう非常に新しい話聞かされておるから、このその人の部落の方に重い病気しておる人がおったそうですよ。自分の家ではないがもう悩んで、病気あまりにもよくならないと、重い病気して親父達は心配しておる家があったそうですが。それから教えられておるからですね。そこにもう明日という日であったんですがね。明日あっちの方にどこの方に、私は人間を取りに行くよと言って話しておったそうです。このマジムンというものが。ああそうか、もう期間、その夜会っている場合にはよろしく、自分ももう何でもかまわないという話。いい加減に聞いておいてですね。「じゃあ、あんたにあっちに何時頃来るか。」と言うて聞いて話したら、何時頃に来るよ、もう明日あっちの方に人間取りに行くよと言うて。「ああ、そうか。」と言うて聞いておって。「よし!聞いた。」と言って、明日(みょうにち)は早く起きて行ってですね。あの「あなたの家はどうですか、病気もよくなっていますか。」と言ったら、「あまりにもよくならないよ、今日も明日(あす)も同じ加減ですよ。」と言ったら、「じゃあ、今日の夜は特別に緊張して下さい。私も来ますから、今日悪い者が来るという日になっていますから、あんたのうちは。私も来るから応援しに来るから、今日の夜は眠ってはいかんですよ。健康体も、お茶もつくって飲んで、元気よく今日の夜は非常に緊張して家庭の何守って下さいよ。私は応援に来るから。私知っていますよ、今日の何事頃来るといって分かっていますから、あの注意して下さいよ。私も来ますから。」と言って。どうしてその人を取ることが出来ないということも習っておるそうですよ。このマジムンとの友達が習っておるから、もう安全と言うて。私が人間を取りに行く場合には、あのやっぱり家(うち)の非常にりっぱに完全に造って、指先も入(はい)れないぐらい開かない所は全然できないよ、と言うて教えてあったそうですよ。友達のマジムンがこの人にそう言うておるから、あのあっちの家の周囲もみんな調べて、もう指先も入れないぐらいりっぱな家造らないといかんからと言うて。検査に、そうしないといかんと言うて、その家(うち)の人にも教えて。もう何時頃にはあんたの家(うち)に来ますから、非常に注意して下さいと言うてしておるから。「そうかありがとう。」「私も応援しに来ますから。」と言うて来て。ちょっとだけした所、指の竹みたいなのが入るだけは開けて、やっぱりそこはあのマジムンがその家(うち)、目で見るともうだめというそうですね。その中見るともうその人は亡くなるという。私の目に見えると、もう亡くなるという決まりがあると教えておいたそうですよ。ちょっとの所を開けて、鋭い竹やりのように作ってですね、そこにこうして審判しておって。もう時間だがと言ってそれほど動かし動かししておって、この家庭を回ってみてもどこも見えない。中見ない家だね。もうしようできないねと言って。もうそれまたわざわざ見える所おいておって、そこはまた番しておったというんです。友達が。そのマジムンの友達が、だからそこから見渡すといってももうそこにあるから。目のこう眺めないと見えないから、そこに武器があるからしようならない。そこに覚えておるものがあるから、まあしようがないんで帰ったということですがね。で明日(あした)からは健康になって、その病人も健康になって、ちょいちょい健康になって、またも同じ友達だから、またそこその家庭に病人を取りに行った明日(みょうにち)も会うですがね。夜は「ああ、あんたあっちに行ったか。」知らんふりにそう言ったそうですよ。「ああ、行ったよ。あの家庭は本当に偉かった。どこからも見えない。戸(と)一所(ひとところ)は見えるが、そこはもうちゃんとしておるからしようないで帰って来たよ。もう駄目だった私も。」と言うて、明日(みょうにち)また話しておったんですよ。自分の胸内(むねうち)で笑って「ああそうだったんですか。」「あなたが言うようにだね、家が完全に造られた家は、また家族の勢(いきおい)がある所ではできないとか、あんた話しておったでしょうね。あっちも家族は非常に熱がある家庭で。」「だからねえ。」と言って、ただいい加減に言うて「ああそうであった。とてもできなかった。」と言って話しておったという話です。
| レコード番号 | 47O373203 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C139 |
| 決定題名 | マジムンと友達になった話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | マジムンと友達になった話 |
| 話者名 | 当山三次郎 |
| 話者名かな | とうやまさんじろう |
| 生年月日 | 19010810 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19770815 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村座喜味T08B07 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P223 |
| キーワード | マジムンと人間が友達,重い病気,人間取りに行く,鋭い竹やり,健康 |
| 梗概(こうがい) | マジムンと自分らの同じ人間が友達になっておったと言いますね。それはまあ昼遊ぶ暇はないから、夜、マジムン(妖怪)も自分らよい人の前にマジムンもきて、もう友達して、あらゆる話ぃやってですね。非常におもしろそうに、マジムンと友達しておったという人がおったと言います。だから、「友達なるから、自分の物はみんなもう、みんなの方に隠しはしないで、あんたが知っておることも教えてくれよ、同じ友達だから。」と言って。人間はもう作戦だったそうですよ。「あんたが知っておるのはみんな私に教えてよ。じゃあ友達でないよ。」と、明らかでない意味よ、そのマジムンに話してですね。「はいそうするよ、私の知っている物はあなたにみんな教えてよ。」明らかであったそうですよ。このマジムンというものも馬鹿にする人は悪くするそうですがね、あれは仲良くするとあまり馬鹿にはしないという話です。だがマジムンであるから、やっぱし人間であるからと言うて、自分らの方を助けるために習っておったそうですよ。だからあまり長遊び、夜してもう今日やっぱり遅くまで遊んでね。帰ろうかと言って話したら、あれこれの話をしてもう帰ろうか、また明日合おうかと言って、あっさり帰って行って、また明日の夜も毎日のこと来ておったそうですよ。だからもう非常に新しい話聞かされておるから、このその人の部落の方に重い病気しておる人がおったそうですよ。自分の家ではないがもう悩んで、病気あまりにもよくならないと、重い病気して親父達は心配しておる家があったそうですが。それから教えられておるからですね。そこにもう明日という日であったんですがね。明日あっちの方にどこの方に、私は人間を取りに行くよと言って話しておったそうです。このマジムンというものが。ああそうか、もう期間、その夜会っている場合にはよろしく、自分ももう何でもかまわないという話。いい加減に聞いておいてですね。「じゃあ、あんたにあっちに何時頃来るか。」と言うて聞いて話したら、何時頃に来るよ、もう明日あっちの方に人間取りに行くよと言うて。「ああ、そうか。」と言うて聞いておって。「よし!聞いた。」と言って、明日(みょうにち)は早く起きて行ってですね。あの「あなたの家はどうですか、病気もよくなっていますか。」と言ったら、「あまりにもよくならないよ、今日も明日(あす)も同じ加減ですよ。」と言ったら、「じゃあ、今日の夜は特別に緊張して下さい。私も来ますから、今日悪い者が来るという日になっていますから、あんたのうちは。私も来るから応援しに来るから、今日の夜は眠ってはいかんですよ。健康体も、お茶もつくって飲んで、元気よく今日の夜は非常に緊張して家庭の何守って下さいよ。私は応援に来るから。私知っていますよ、今日の何事頃来るといって分かっていますから、あの注意して下さいよ。私も来ますから。」と言って。どうしてその人を取ることが出来ないということも習っておるそうですよ。このマジムンとの友達が習っておるから、もう安全と言うて。私が人間を取りに行く場合には、あのやっぱり家(うち)の非常にりっぱに完全に造って、指先も入(はい)れないぐらい開かない所は全然できないよ、と言うて教えてあったそうですよ。友達のマジムンがこの人にそう言うておるから、あのあっちの家の周囲もみんな調べて、もう指先も入れないぐらいりっぱな家造らないといかんからと言うて。検査に、そうしないといかんと言うて、その家(うち)の人にも教えて。もう何時頃にはあんたの家(うち)に来ますから、非常に注意して下さいと言うてしておるから。「そうかありがとう。」「私も応援しに来ますから。」と言うて来て。ちょっとだけした所、指の竹みたいなのが入るだけは開けて、やっぱりそこはあのマジムンがその家(うち)、目で見るともうだめというそうですね。その中見るともうその人は亡くなるという。私の目に見えると、もう亡くなるという決まりがあると教えておいたそうですよ。ちょっとの所を開けて、鋭い竹やりのように作ってですね、そこにこうして審判しておって。もう時間だがと言ってそれほど動かし動かししておって、この家庭を回ってみてもどこも見えない。中見ない家だね。もうしようできないねと言って。もうそれまたわざわざ見える所おいておって、そこはまた番しておったというんです。友達が。そのマジムンの友達が、だからそこから見渡すといってももうそこにあるから。目のこう眺めないと見えないから、そこに武器があるからしようならない。そこに覚えておるものがあるから、まあしようがないんで帰ったということですがね。で明日(あした)からは健康になって、その病人も健康になって、ちょいちょい健康になって、またも同じ友達だから、またそこその家庭に病人を取りに行った明日(みょうにち)も会うですがね。夜は「ああ、あんたあっちに行ったか。」知らんふりにそう言ったそうですよ。「ああ、行ったよ。あの家庭は本当に偉かった。どこからも見えない。戸(と)一所(ひとところ)は見えるが、そこはもうちゃんとしておるからしようないで帰って来たよ。もう駄目だった私も。」と言うて、明日(みょうにち)また話しておったんですよ。自分の胸内(むねうち)で笑って「ああそうだったんですか。」「あなたが言うようにだね、家が完全に造られた家は、また家族の勢(いきおい)がある所ではできないとか、あんた話しておったでしょうね。あっちも家族は非常に熱がある家庭で。」「だからねえ。」と言って、ただいい加減に言うて「ああそうであった。とてもできなかった。」と言って話しておったという話です。 |
| 全体の記録時間数 | 9:31 |
| 物語の時間数 | 9:31 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |