
たとえばそこに墓、按司墓と同じような墓があった。もう真暗で恐い所にその墓はあった。その(墓の
ある場所には)、妖怪やら何やら出ると言われていた。いわばそこに行って、そこに飾られている石を取ってくるとか、また他の何かを取ってくるとかという話である。たとえばもうその墓には、妖怪が出るよということであった。だからお前はそこに行くことができるか、私は行くことができるよという(賭であった)。それでは私は行けるよというふうな話になった。するとそこは大変恐いところであるが、その人は必ず行くことができるということであった。そして夜中になって、これは行かせてはいけないと、どうにかしないといけないと考えた。(そうして)その人は白い着物を着けて、墓の上に立っていたようだ。そこに立っていたんだが、またこの人は白い牛を引き連れて行ったようだ。もう墓の上に立っている人はね、負けてはいけないと立っているんだがね。その白い牛を見て、本当の化け物が来るものと思っていた。その牛を連れている人は、だんだんその墓に行ったらね。もうそこに立っている人達は、すぐにのびてしまって下に落ちて死んだそうだ。
| レコード番号 | 47O373187 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C138 |
| 決定題名 | 肝試し(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 肝試し |
| 話者名 | 山城盛吉 |
| 話者名かな | やましろせいきち |
| 生年月日 | 19110606 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19770816 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村座喜味T07B04 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P79 |
| キーワード | 按司墓,恐い所,妖怪,石, |
| 梗概(こうがい) | たとえばそこに墓、按司墓と同じような墓があった。もう真暗で恐い所にその墓はあった。その(墓の ある場所には)、妖怪やら何やら出ると言われていた。いわばそこに行って、そこに飾られている石を取ってくるとか、また他の何かを取ってくるとかという話である。たとえばもうその墓には、妖怪が出るよということであった。だからお前はそこに行くことができるか、私は行くことができるよという(賭であった)。それでは私は行けるよというふうな話になった。するとそこは大変恐いところであるが、その人は必ず行くことができるということであった。そして夜中になって、これは行かせてはいけないと、どうにかしないといけないと考えた。(そうして)その人は白い着物を着けて、墓の上に立っていたようだ。そこに立っていたんだが、またこの人は白い牛を引き連れて行ったようだ。もう墓の上に立っている人はね、負けてはいけないと立っているんだがね。その白い牛を見て、本当の化け物が来るものと思っていた。その牛を連れている人は、だんだんその墓に行ったらね。もうそこに立っている人達は、すぐにのびてしまって下に落ちて死んだそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:52 |
| 物語の時間数 | 1:48 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |