
話のはじまりは、鉄くずだね。その鍋の修繕の際、鉄くずが出るでしょう。その鉄くずが出たので、いうなれば、その鉄くずを私が持っていたと仮定するわけだ。そこで、鍋細工が…。それは溶かした鉄くずであるので、また、刀の原料にも使えるので。その鉄くずを、「私に下さい。」と、鍋細工が言ったので、(その男は)、「いいえ、これは親からの譲り物ですから、どうしてもあげることは出来ない。」と言った。(すると鍋細工は)、「そうであるなら、この藁と、(藁を一握り持って)、この藁と交換して下さい。」。交換であるならばよろしいということで、その藁はその人が持ったということである。鉄くずは鍋細工に与えた。そうして、その藁は、その藁しべは、何かを結ぶという話だったが。また、「その藁を私に下さい。」と、言われたので、「藁、どうしてもあげることは出来ない。何でもよいから交換は出来る。」と答えた。後は黄金と交換したという。それで、黄金と交換したから、その藁一本で、親譲りの藁一本で黄金を手に入れた。もう、それだけで済ませたということだった。
| レコード番号 | 47O372985 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C129 |
| 決定題名 | 藁しべ長者(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | ナービナクーの話 |
| 話者名 | 山内松 |
| 話者名かな | やまうちまつ |
| 生年月日 | 18970510 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19770227 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村座喜味T02A15 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P149 |
| キーワード | 鉄,鍋の修繕,鍋細工,刀の原料,藁と交換,黄金と交換,親譲りの藁一本 |
| 梗概(こうがい) | 話のはじまりは、鉄くずだね。その鍋の修繕の際、鉄くずが出るでしょう。その鉄くずが出たので、いうなれば、その鉄くずを私が持っていたと仮定するわけだ。そこで、鍋細工が…。それは溶かした鉄くずであるので、また、刀の原料にも使えるので。その鉄くずを、「私に下さい。」と、鍋細工が言ったので、(その男は)、「いいえ、これは親からの譲り物ですから、どうしてもあげることは出来ない。」と言った。(すると鍋細工は)、「そうであるなら、この藁と、(藁を一握り持って)、この藁と交換して下さい。」。交換であるならばよろしいということで、その藁はその人が持ったということである。鉄くずは鍋細工に与えた。そうして、その藁は、その藁しべは、何かを結ぶという話だったが。また、「その藁を私に下さい。」と、言われたので、「藁、どうしてもあげることは出来ない。何でもよいから交換は出来る。」と答えた。後は黄金と交換したという。それで、黄金と交換したから、その藁一本で、親譲りの藁一本で黄金を手に入れた。もう、それだけで済ませたということだった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:51 |
| 物語の時間数 | 1:51 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |