
豚マジムンというのだったんでしょうね、豚マジムン。その豚マジムンというのが出たらしいんだね。これはほんとうのことだったそうだ。宮里の、パーマ屋の近くで豚がにげたので、縛ってグェーグェー泣いて(豚小屋に)入れた。縛って(豚小屋に)入れる間は確かに豚であったんだが、翌日の朝見ると杓子になっていたそうだ。昔の人は、木の杓子を使って食事をしていたのである。この木の杓子というのは、こういうふうに(先の方は)丸くなっていたんだが、昔はお金もなくて、角がすりへり片側がゆがむほど使ったんだよ。だからこの杓子、お汁を入れる杓子だよ。このお汁を入れる杓子はあっちこっちに捨ててはいけないよ。(この捨てられた杓子が)豚に化けて出たそうだ。縛って(豚小屋に)入れたんだが、翌日みたら杓子になっていたそうだよ。
| レコード番号 | 47O372776 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C121 |
| 決定題名 | 豚マジムン(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 豚マジムン |
| 話者名 | 知花カナ |
| 話者名かな | ちばなかな |
| 生年月日 | 19021208 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19860108 |
| 記録者の所属組織 | ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T07A12 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P13 |
| キーワード | 豚マジムン,杓子 |
| 梗概(こうがい) | 豚マジムンというのだったんでしょうね、豚マジムン。その豚マジムンというのが出たらしいんだね。これはほんとうのことだったそうだ。宮里の、パーマ屋の近くで豚がにげたので、縛ってグェーグェー泣いて(豚小屋に)入れた。縛って(豚小屋に)入れる間は確かに豚であったんだが、翌日の朝見ると杓子になっていたそうだ。昔の人は、木の杓子を使って食事をしていたのである。この木の杓子というのは、こういうふうに(先の方は)丸くなっていたんだが、昔はお金もなくて、角がすりへり片側がゆがむほど使ったんだよ。だからこの杓子、お汁を入れる杓子だよ。このお汁を入れる杓子はあっちこっちに捨ててはいけないよ。(この捨てられた杓子が)豚に化けて出たそうだ。縛って(豚小屋に)入れたんだが、翌日みたら杓子になっていたそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:28 |
| 物語の時間数 | 1:28 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |