茶腹飯腹(シマグチ)

概要

お茶を飲むと根気強くなるという話はね、たぶん、中頭に住んでいる人か、また首里あたりに住んでいる人か分からないけどね。山原に行く人には、お茶を飲ませ、近くに行く人には、御馳走を食べさせたそうだ。それは、娘たちの、その、みな婿たちのことであった。一人が家に帰って来て、「あいつは、近くに行くのにあいつには御馳走を食べさせて、私には、御馳走を食べさせずに、お茶だけをあげて帰されたよ。」と、妻に語ったようだね。それで、今度は妻が、実家に行って、「そんなことを話していたよ。どうしてそんなことをなさるんですか。」と、「遠くに行く人は、よけいに食べ物を食べさせた方がよく歩けるのに。」と言った。「ああ、そんなことを言っていたのか、それじゃあ、もう一回からは、御馳走を食べさせようね。」と答えた。それで、御馳走を食べさせたら、その御馳走を食べた人は、早くおなかがすき、おなかがすいたので、その訳がわかったわけだね。やっぱり、親は考えた上でお茶を飲ませたんだね、それから、お茶は根気強くなるという話がでているそうだよ。

再生時間:1:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O372731
CD番号 47O37C119
決定題名 茶腹飯腹(シマグチ)
話者がつけた題名 茶腹飯腹
話者名 与儀トシ
話者名かな よぎとし
生年月日 19120414
性別
出身地 沖縄県読谷村波平
記録日 19851225
記録者の所属組織 ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村波平T06A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集9波平の民話 P47
キーワード お茶,根気強くなる,山原,御馳走,婿
梗概(こうがい) お茶を飲むと根気強くなるという話はね、たぶん、中頭に住んでいる人か、また首里あたりに住んでいる人か分からないけどね。山原に行く人には、お茶を飲ませ、近くに行く人には、御馳走を食べさせたそうだ。それは、娘たちの、その、みな婿たちのことであった。一人が家に帰って来て、「あいつは、近くに行くのにあいつには御馳走を食べさせて、私には、御馳走を食べさせずに、お茶だけをあげて帰されたよ。」と、妻に語ったようだね。それで、今度は妻が、実家に行って、「そんなことを話していたよ。どうしてそんなことをなさるんですか。」と、「遠くに行く人は、よけいに食べ物を食べさせた方がよく歩けるのに。」と言った。「ああ、そんなことを言っていたのか、それじゃあ、もう一回からは、御馳走を食べさせようね。」と答えた。それで、御馳走を食べさせたら、その御馳走を食べた人は、早くおなかがすき、おなかがすいたので、その訳がわかったわけだね。やっぱり、親は考えた上でお茶を飲ませたんだね、それから、お茶は根気強くなるという話がでているそうだよ。
全体の記録時間数 1:27
物語の時間数 1:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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