
髪の長い乙女(おっとめ)が下に降りてきて、天女(あまじょ)が降りてきて、川で浴びているのを漁師が帰りがけに見て、「こんなきれいな着物を持っている人は誰かなあ。」と、そして、その着物を持って帰られたものだから、もう自分は帰ることができなくて、そしてその青年に連れられていって、その人と夫婦になって子供二人できたところを、姉さんの方が「泣くなよ御坊主(うんぼうじゅう)。あんまー飛衣(とぅびんす)ぉ倉に隠ちうちぇーぐとぅ。」とか何とか言いよったね。あんしぇーぐとぅ、その子どもが子守歌するのを母が聞いて、「飛衣(とぅびんす)は飛ぶ衣装は倉の中に〈七つの倉の何とか言いよったけどね。もう忘れているさ聴取かきてぃうちぇーぐとぅ、なーあぬいい子(くゎ)なったらあんたにあげるよ。」という歌を歌っていたら、お母さんが聞いて、着物はあすこに隠してあるんだなあと言って、取って、そして逃げる時に「夏(なち)降(ぶ)りやあんまー涙とぅ思(うむ)りよー。」と言ってね、帰ったということだったさ。
| レコード番号 | 47O372689 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C117 |
| 決定題名 | 天人女房(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | 天人女房 |
| 話者名 | 与儀トシ |
| 話者名かな | よぎとし |
| 生年月日 | 19090411 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19851220 |
| 記録者の所属組織 | ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T05A13 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 子どもの頃、おじいさんに聞かされた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P22 |
| キーワード | 髪の長い乙女,天女,川で水浴び,漁師,きれいな着物,夫婦,子供二人で,飛衣,倉 |
| 梗概(こうがい) | 髪の長い乙女(おっとめ)が下に降りてきて、天女(あまじょ)が降りてきて、川で浴びているのを漁師が帰りがけに見て、「こんなきれいな着物を持っている人は誰かなあ。」と、そして、その着物を持って帰られたものだから、もう自分は帰ることができなくて、そしてその青年に連れられていって、その人と夫婦になって子供二人できたところを、姉さんの方が「泣くなよ御坊主(うんぼうじゅう)。あんまー飛衣(とぅびんす)ぉ倉に隠ちうちぇーぐとぅ。」とか何とか言いよったね。あんしぇーぐとぅ、その子どもが子守歌するのを母が聞いて、「飛衣(とぅびんす)は飛ぶ衣装は倉の中に〈七つの倉の何とか言いよったけどね。もう忘れているさ聴取かきてぃうちぇーぐとぅ、なーあぬいい子(くゎ)なったらあんたにあげるよ。」という歌を歌っていたら、お母さんが聞いて、着物はあすこに隠してあるんだなあと言って、取って、そして逃げる時に「夏(なち)降(ぶ)りやあんまー涙とぅ思(うむ)りよー。」と言ってね、帰ったということだったさ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:55 |
| 物語の時間数 | 1:55 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |