
子、丑、寅と、(干支が)十二あるのはね、この鼠があまりにもずるがしこかった。また牛もずるがしこかった。「おまえはこんなに小さいくせに、どうして私より先になるか!。」「おまえよりは速いよ。おまえよりは先になるよ!。」と競争した。「おまえが私に勝てるはずがないよ。」というふうに、お互いに意地を張っていたようである。さて、二人で勝負をして、勝った方が先になるということで、誰からはじめようか、牛から最初にやろうねとそういうふうにしたんだが、鼠は大変知恵があったようだ。二人で勝負をしているうちに、牛はただ走ることだけしか知らず、鼠よりは知恵はなかった。(というのは)鼠は牛の尾に下がっていたようだよ。そして、その場所に着いてから後を振り返って、鼠を見ているうちに(鼠は)降りてしまったようだね。そうして、それから子、丑は始まったという話である。これだけ聞いた。
| レコード番号 | 47O372673 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C117 |
| 決定題名 | 十二支由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 十二支由来 |
| 話者名 | 比嘉幸太郎 |
| 話者名かな | ひがこうたろう |
| 生年月日 | 18940223 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19770813 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第5班 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T04B08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 主に村の年寄りから聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P4 |
| キーワード | 子,丑,寅,十二,鼠,牛,競争,鼠は大変知恵があった,牛の尾 |
| 梗概(こうがい) | 子、丑、寅と、(干支が)十二あるのはね、この鼠があまりにもずるがしこかった。また牛もずるがしこかった。「おまえはこんなに小さいくせに、どうして私より先になるか!。」「おまえよりは速いよ。おまえよりは先になるよ!。」と競争した。「おまえが私に勝てるはずがないよ。」というふうに、お互いに意地を張っていたようである。さて、二人で勝負をして、勝った方が先になるということで、誰からはじめようか、牛から最初にやろうねとそういうふうにしたんだが、鼠は大変知恵があったようだ。二人で勝負をしているうちに、牛はただ走ることだけしか知らず、鼠よりは知恵はなかった。(というのは)鼠は牛の尾に下がっていたようだよ。そして、その場所に着いてから後を振り返って、鼠を見ているうちに(鼠は)降りてしまったようだね。そうして、それから子、丑は始まったという話である。これだけ聞いた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:18 |
| 物語の時間数 | 1:18 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |