塩がいちばんおいしい(シマグチ)

概要

何十年前のことか知らないけれどね、昔、とても大金持で下男も使うほどの人がいたそうだ。(その人が)塩俵を買って来て天井にあげ、かまどの後方に置いたんだよ。それから後、自分はいつでも(食べ物に)塩を入れて食べていたんだって。(ところが)そこの家の下男で牛の世話をする人達は(塩なしの)淡白な味の食事を食べさせられておった。どうして主人はいつでも何にでも(塩を)いれるのであろうかと、自分も取って入れてみたらしいよ。すると、あんまりにも(食べ物の)うま味があり、この牛の世話をする人もそれから後はこの塩をいつでも盗んでは自分も食事に入れて食べておった。そこで塩が減ってきたので、(主人が)どうしてなんだ。この塩は私一人で使っていると思うんだが、こんなに早くなくなるなんてと不思議に思い隠れてみていると、その牛の世話係の人が(塩を)取って(食べ物に)入れるのをさぐり当て、その後、牛の世話人はそこの家を追い出されてしまったという話です。

再生時間:0:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O372637
CD番号 47O37C115
決定題名 塩がいちばんおいしい(シマグチ)
話者がつけた題名 塩がいちばんおいしい
話者名 野波カメ
話者名かな のはかめ
生年月日 19070710
性別
出身地 沖縄県読谷村波平
記録日 19770220
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第14班
元テープ番号 読谷村波平T03A19
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集9波平の民話 P25
キーワード 大金持,下男,塩俵,天井,主人
梗概(こうがい) 何十年前のことか知らないけれどね、昔、とても大金持で下男も使うほどの人がいたそうだ。(その人が)塩俵を買って来て天井にあげ、かまどの後方に置いたんだよ。それから後、自分はいつでも(食べ物に)塩を入れて食べていたんだって。(ところが)そこの家の下男で牛の世話をする人達は(塩なしの)淡白な味の食事を食べさせられておった。どうして主人はいつでも何にでも(塩を)いれるのであろうかと、自分も取って入れてみたらしいよ。すると、あんまりにも(食べ物の)うま味があり、この牛の世話をする人もそれから後はこの塩をいつでも盗んでは自分も食事に入れて食べておった。そこで塩が減ってきたので、(主人が)どうしてなんだ。この塩は私一人で使っていると思うんだが、こんなに早くなくなるなんてと不思議に思い隠れてみていると、その牛の世話係の人が(塩を)取って(食べ物に)入れるのをさぐり当て、その後、牛の世話人はそこの家を追い出されてしまったという話です。
全体の記録時間数 0:54
物語の時間数 0:54
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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