モーイ親方(シマグチ)

概要

モーイ親方という人は、頭はたいそう秀れているが、他人から見ると馬鹿者みたいだったんだね。一般から見ると、いつも馬鹿な真似をして、妻になる人も、できるといっても、またできないと言ったりして、そのかじとりも分からないようだね。もうモーイ親方は、女のことは分からなかったようだ。その(女を)見るためには、鶏をつかんで行って、その人の門の所で闘わせたり、人も連れていって、闘わせたりすると人も集まってくることだし、その時には、出てくるでしょうという考えで鶏をその女の家の門で闘わせたそうだ。そうすると、出てきて、見て、この人は馬鹿だのに、「はい。」とは言ったが、もう(モーイの妻には)いがないとその女は(考えた。)それから、その女が出ようとする所、門で、玄関の上に立っていて、頭に鉤針をかけたそうだ。かけたので、「はずしなさい、はずしなさい。」と言ったが、「かかったものははずせないよ。」と合点させようとした。もうその女も心を開いて合点したということである。

再生時間:1:30

民話詳細DATA

レコード番号 47O372518
CD番号 47O37C110
決定題名 モーイ親方(シマグチ)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 比嘉幸太郎
話者名かな ひがこうたろう
生年月日 18940123
性別
出身地 沖縄県読谷村波平
記録日 19770220
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第1班
元テープ番号 読谷村波平T01A02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 砂糖小屋で後与儀のお祖父さんから聞いた。
文字化資料 読谷村民話資料集9波平の民話 P86
キーワード モーイ親方,馬鹿者,妻,鶏,門,頭に鉤針
梗概(こうがい) モーイ親方という人は、頭はたいそう秀れているが、他人から見ると馬鹿者みたいだったんだね。一般から見ると、いつも馬鹿な真似をして、妻になる人も、できるといっても、またできないと言ったりして、そのかじとりも分からないようだね。もうモーイ親方は、女のことは分からなかったようだ。その(女を)見るためには、鶏をつかんで行って、その人の門の所で闘わせたり、人も連れていって、闘わせたりすると人も集まってくることだし、その時には、出てくるでしょうという考えで鶏をその女の家の門で闘わせたそうだ。そうすると、出てきて、見て、この人は馬鹿だのに、「はい。」とは言ったが、もう(モーイの妻には)いがないとその女は(考えた。)それから、その女が出ようとする所、門で、玄関の上に立っていて、頭に鉤針をかけたそうだ。かけたので、「はずしなさい、はずしなさい。」と言ったが、「かかったものははずせないよ。」と合点させようとした。もうその女も心を開いて合点したということである。
全体の記録時間数 1:30
物語の時間数 1:30
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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