佐久川三郎と喜屋武ミーぐゎー(シマグチ)

概要

嘉手納に佐久川三良(さんだー)という、催眠術師がいたそうだ。もうそれ限り(喜屋武ミーぐゎーは)その人に負けてしまった。催眠術といえば文化的なものであるからね。そうして、今、道側に大きな建物があるのは嘉手納町立マンションかね。あそこは以前は警察であった。この後に、松が十四、五本もあった。そうしてそこで、佐久川三良と試合をしたようだ。最初はそこで戦かった。三良というのは催眠術師といっても、九十歳以上百歳近くになられるはずよ。その佐久川三良という人は、本当は写真屋であった。そうして、二人で試合をした。そしたら(喜屋武ミーぐゎーは)負けた。松のあるだけ全部突かされてね。「ハイサイ!ヤッチー、ハイサイ!ヤッチー。」と、喜屋武さんが突いてくると、パッと術をかけたりして、松を突かした。そして翌日は、「いかがですか。」と三良は(喜屋武ミーぐゎーの所へ)いらっしゃったようだ。「はあ、昨夜はおまえに負けたよ、三良。」「もう今からは、あなたは私に勝てませんよ。」と、それ限り、もうこの人は全く空手をなさらなかったということである。

再生時間:1:46

民話詳細DATA

レコード番号 47O372504
CD番号 47O37C110
決定題名 佐久川三郎と喜屋武ミーぐゎー(シマグチ)
話者がつけた題名 佐久川三郎と喜屋武ミーぐゎー
話者名 山城英一
話者名かな やましろえいいち
生年月日 19120113
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19850416
記録者の所属組織 読谷村ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村高志保T08A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集8高志保の民話 P72
キーワード 嘉手納,佐久川三良,催眠術師,写真屋,喜屋武
梗概(こうがい) 嘉手納に佐久川三良(さんだー)という、催眠術師がいたそうだ。もうそれ限り(喜屋武ミーぐゎーは)その人に負けてしまった。催眠術といえば文化的なものであるからね。そうして、今、道側に大きな建物があるのは嘉手納町立マンションかね。あそこは以前は警察であった。この後に、松が十四、五本もあった。そうしてそこで、佐久川三良と試合をしたようだ。最初はそこで戦かった。三良というのは催眠術師といっても、九十歳以上百歳近くになられるはずよ。その佐久川三良という人は、本当は写真屋であった。そうして、二人で試合をした。そしたら(喜屋武ミーぐゎーは)負けた。松のあるだけ全部突かされてね。「ハイサイ!ヤッチー、ハイサイ!ヤッチー。」と、喜屋武さんが突いてくると、パッと術をかけたりして、松を突かした。そして翌日は、「いかがですか。」と三良は(喜屋武ミーぐゎーの所へ)いらっしゃったようだ。「はあ、昨夜はおまえに負けたよ、三良。」「もう今からは、あなたは私に勝てませんよ。」と、それ限り、もうこの人は全く空手をなさらなかったということである。
全体の記録時間数 1:46
物語の時間数 1:46
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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