
世の中にはね、この動物の名をつけるために、昔、殿様が、ある場所に集まるようにと、全員に話をして集まることになった。集まったのである。そうして、名をつけるからそこに集まりなさいということであった。今度は、子、丑、寅‥‥子から始まって、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥というふうに十二支があるでしょう。だから、そこに一番先に着いたものから一番というふうにやるから、一番から十二番まであるから、もう一番先に来るものに一番をやるからと。そうして、今度はもう、「さあ今日は、動物の集まりがあると殿様がおっしゃっていたので、今日は集まる日だから、早く行かないといけない。」と、もう動物はそこに全員集まったわけだ。そうして、この牛がそこからこの牛は先頭であるけど、牛が一番先に歩いていたんだけどね。鼠が牛を見て、「おいおい牛、ちょっと待ってくれ、私も一緒に行くから。」と。もう鼠は牛の耳に乗って、集まる場所に行ったわけだ。そうして、その集まる場所に行ったら、「はい、今着いたよ。」と、鼠は牛の耳から飛び降りて、その鼠は一番になった。そして牛は二番。こういうことで子から始まり、子、丑、寅という順番である。そこに先に来た順に番をつけた。それから、猫は干支にはないでしょう。これは殿様がね、鼠に「あの猫にも連絡しなさいよ、あれはまだ聞いてないので、この集まりがあるという話は、聞いてないから猫にも合図しなさいよ。」と、鼠には言ったんだが、この鼠はもう猫とは敵であるから、もう鼠は、猫には何も連絡しなかったのである。鼠というのは、利口であったので黙っていた。「もう猫は、おいていけ!」と、それで猫一匹は、干支に入ってないというわけである。
| レコード番号 | 47O372371 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C103 |
| 決定題名 | 十二支由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 十二支由来 |
| 話者名 | 大城利徳 |
| 話者名かな | おおしろりとく |
| 生年月日 | 19080424 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村高志保 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第15班 |
| 元テープ番号 | 読谷村高志保T03A14 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集8高志保の民話 P6 |
| キーワード | 動物の名,殿様,子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥,十二支,鼠,猫 |
| 梗概(こうがい) | 世の中にはね、この動物の名をつけるために、昔、殿様が、ある場所に集まるようにと、全員に話をして集まることになった。集まったのである。そうして、名をつけるからそこに集まりなさいということであった。今度は、子、丑、寅‥‥子から始まって、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥というふうに十二支があるでしょう。だから、そこに一番先に着いたものから一番というふうにやるから、一番から十二番まであるから、もう一番先に来るものに一番をやるからと。そうして、今度はもう、「さあ今日は、動物の集まりがあると殿様がおっしゃっていたので、今日は集まる日だから、早く行かないといけない。」と、もう動物はそこに全員集まったわけだ。そうして、この牛がそこからこの牛は先頭であるけど、牛が一番先に歩いていたんだけどね。鼠が牛を見て、「おいおい牛、ちょっと待ってくれ、私も一緒に行くから。」と。もう鼠は牛の耳に乗って、集まる場所に行ったわけだ。そうして、その集まる場所に行ったら、「はい、今着いたよ。」と、鼠は牛の耳から飛び降りて、その鼠は一番になった。そして牛は二番。こういうことで子から始まり、子、丑、寅という順番である。そこに先に来た順に番をつけた。それから、猫は干支にはないでしょう。これは殿様がね、鼠に「あの猫にも連絡しなさいよ、あれはまだ聞いてないので、この集まりがあるという話は、聞いてないから猫にも合図しなさいよ。」と、鼠には言ったんだが、この鼠はもう猫とは敵であるから、もう鼠は、猫には何も連絡しなかったのである。鼠というのは、利口であったので黙っていた。「もう猫は、おいていけ!」と、それで猫一匹は、干支に入ってないというわけである。 |
| 全体の記録時間数 | 3:26 |
| 物語の時間数 | 3:26 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |