ハジチ由来(共通語)

概要

ハジキについて、私が分かるだけ、話を聞いて知っているだけね。これはね、若い娘さん達は、嫁入り前、自分の婚約者が決まった場合にはね、すぐ入れ墨をしたらしいですよ。それは、なぜそうしたかと言ったらね、昔は強い者が力まかせに美人だったら、美しい女であったら、夫は居ても、婚約者が居ても「おまえは私の家に来ないか、おまえは美人であるから、私の家に来て生活しなさい。」としたらしい。それから入れ墨というものが(始まったわけだが)若い女の人に、恋人がいてもお嫁に行っていても、美人であれば力まかせに連れられることがあった。それで、手にいっぱいに入れ墨、ハジキしたら、顔はどんなに美人でも、手を見たら、もういやがるでしょう。だから、その昔、そのたとえから、どこか格好の悪いように見せておかなければいけないということでやった。本土では、結婚した晩に、すぐ歯を染めたらしいですよ。歯をね。若い娘さんは、お嫁に行ったら、歯を染めて歯がまっ黒くしていたら、顔は美しくても、笑った場合に歯が黒いでしょう。こうするのは、自分には旦那があっても、他人から見て美人だったら、(昔は権力のある者が)「おまえは私のものになれ。」と無理に連れて行かれたから入れ墨はしたとの話聞かされたわけだよ。

再生時間:2:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O372367
CD番号 47O37C103
決定題名 ハジチ由来(共通語)
話者がつけた題名 ハジチ由来
話者名 大城利徳
話者名かな おおしろりとく
生年月日 19080424
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19770222
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第15班
元テープ番号 読谷村高志保T03A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集8高志保の民話 P134
キーワード ハジキ,若い娘,入れ墨,美人
梗概(こうがい) ハジキについて、私が分かるだけ、話を聞いて知っているだけね。これはね、若い娘さん達は、嫁入り前、自分の婚約者が決まった場合にはね、すぐ入れ墨をしたらしいですよ。それは、なぜそうしたかと言ったらね、昔は強い者が力まかせに美人だったら、美しい女であったら、夫は居ても、婚約者が居ても「おまえは私の家に来ないか、おまえは美人であるから、私の家に来て生活しなさい。」としたらしい。それから入れ墨というものが(始まったわけだが)若い女の人に、恋人がいてもお嫁に行っていても、美人であれば力まかせに連れられることがあった。それで、手にいっぱいに入れ墨、ハジキしたら、顔はどんなに美人でも、手を見たら、もういやがるでしょう。だから、その昔、そのたとえから、どこか格好の悪いように見せておかなければいけないということでやった。本土では、結婚した晩に、すぐ歯を染めたらしいですよ。歯をね。若い娘さんは、お嫁に行ったら、歯を染めて歯がまっ黒くしていたら、顔は美しくても、笑った場合に歯が黒いでしょう。こうするのは、自分には旦那があっても、他人から見て美人だったら、(昔は権力のある者が)「おまえは私のものになれ。」と無理に連れて行かれたから入れ墨はしたとの話聞かされたわけだよ。
全体の記録時間数 2:50
物語の時間数 2:50
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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