
島尻(しまじり)のね、具志(ぐーし)かいね、そこで、娘がね、十九なる娘が死んだらしい。昔はね、今みたいにこのボロ石で墓こう積んで、昔のことだから、その女は十九の年に。ある青年がね、草刈りに行ったらしい。その墓のそこから通ったらね、この石の所から声をかけたらしい。穴ぐゎーから手を出してね、そんで行ってみたら、その青年が行ったら、呼びよったって。そんで、「さっそくうちの家族に知らしてくれ。」言って、知らしに行ったらしい。すぐもう、たっしゃだから、女はそれでもう親戚いっしょに行ってね。そんで女は戻してね。それが後生(ぐそー)返りして、その男がね、その男に助けられて、青年もまだ、二人とも未婚、その男がね、もうまたどうしても、親から、本人と、家族も、その人の命を助けられたと言うてね、その青年がね、その後生(ぐそー)返(がえ)りのね女を嫁にしたらしい。嫁にしてね、そうして、とってももう成功してね、子も七(しち)、八名できたらしい。そんで、その女はね、後生(ぐそー)から帰ってね、もう七十六(しちじゅうろく)がまでね生きておったらしい。もう孫もできてね、その青年は長男ではないが、次男、三男、その嫁をもらってからね、とても成功して、安謝(あじゃ)に、二人あれから働いて、そういう話聞いたんですよ、島尻の人から。そんでその話からね、後生(ぐそー)戻(むどぅ)いもおるから、これはないがね、もう昔のことであったらしい。それで人間はねそれの理由によってね、息きれてから二十四時間ね、時間が経たないとね葬式できないという、そういう理由がその時間をはかったという話も聞いたんですね。
| レコード番号 | 47O372285 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C100 |
| 決定題名 | 死んだ娘(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 生き返った娘 |
| 話者名 | 喜友名市太郎 |
| 話者名かな | きゆうないちたろう |
| 生年月日 | 19121123 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村高志保 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第10班 |
| 元テープ番号 | 読谷村高志保T01B03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 島尻で聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集8高志保の民話 P31 |
| キーワード | 島尻,具志,十九なる娘が死んだ,墓,青年が草刈り,後生返り |
| 梗概(こうがい) | 島尻(しまじり)のね、具志(ぐーし)かいね、そこで、娘がね、十九なる娘が死んだらしい。昔はね、今みたいにこのボロ石で墓こう積んで、昔のことだから、その女は十九の年に。ある青年がね、草刈りに行ったらしい。その墓のそこから通ったらね、この石の所から声をかけたらしい。穴ぐゎーから手を出してね、そんで行ってみたら、その青年が行ったら、呼びよったって。そんで、「さっそくうちの家族に知らしてくれ。」言って、知らしに行ったらしい。すぐもう、たっしゃだから、女はそれでもう親戚いっしょに行ってね。そんで女は戻してね。それが後生(ぐそー)返りして、その男がね、その男に助けられて、青年もまだ、二人とも未婚、その男がね、もうまたどうしても、親から、本人と、家族も、その人の命を助けられたと言うてね、その青年がね、その後生(ぐそー)返(がえ)りのね女を嫁にしたらしい。嫁にしてね、そうして、とってももう成功してね、子も七(しち)、八名できたらしい。そんで、その女はね、後生(ぐそー)から帰ってね、もう七十六(しちじゅうろく)がまでね生きておったらしい。もう孫もできてね、その青年は長男ではないが、次男、三男、その嫁をもらってからね、とても成功して、安謝(あじゃ)に、二人あれから働いて、そういう話聞いたんですよ、島尻の人から。そんでその話からね、後生(ぐそー)戻(むどぅ)いもおるから、これはないがね、もう昔のことであったらしい。それで人間はねそれの理由によってね、息きれてから二十四時間ね、時間が経たないとね葬式できないという、そういう理由がその時間をはかったという話も聞いたんですね。 |
| 全体の記録時間数 | 2:53 |
| 物語の時間数 | 2:53 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |