
識名の遺念火(注)といって、あれは本当の夫婦だったそうだ。夫婦は、妻は豆腐を作って売りに行き、夫はまた、妻が帰る時間に毎日迎えに行った。ある男が、この女を望んでいたので、(夫に)嘘をついて、「おまえの妻はあそこに倒れて死んでいたよ。」と言った。「妻が死んだなら、私は生きていて何になる。」と、その夫も死んでしまった。それから、死んだ二人は遺念火になって現われた。それは皆見ることができ、私たちも子どもの頃、見たよ。ちょうちんみたいに、ふたつ、あっちとこっちから現われてふたつ合ってから落ちて行った。十八、九まで何回も見たよ。これはほんとにあったことだよ。
| レコード番号 | 47O372172 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C093 |
| 決定題名 | 識名の遺念火(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | 識名の遺念火 |
| 話者名 | 金城カメ |
| 話者名かな | きんじょうかめ |
| 生年月日 | 19090220 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県那覇市首里 |
| 記録日 | 19840316 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡慶次T07B05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 主にお母さんから聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P183 |
| キーワード | 識名の遺念火,夫婦,妻は豆腐を作っり,死んだ二人,遺念火 |
| 梗概(こうがい) | 識名の遺念火(注)といって、あれは本当の夫婦だったそうだ。夫婦は、妻は豆腐を作って売りに行き、夫はまた、妻が帰る時間に毎日迎えに行った。ある男が、この女を望んでいたので、(夫に)嘘をついて、「おまえの妻はあそこに倒れて死んでいたよ。」と言った。「妻が死んだなら、私は生きていて何になる。」と、その夫も死んでしまった。それから、死んだ二人は遺念火になって現われた。それは皆見ることができ、私たちも子どもの頃、見たよ。ちょうちんみたいに、ふたつ、あっちとこっちから現われてふたつ合ってから落ちて行った。十八、九まで何回も見たよ。これはほんとにあったことだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:21 |
| 物語の時間数 | 1:21 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |