真玉橋の人柱(シマグチ)

概要

架けても架けてもすぐに壊れてしまう橋で、なかなか完成せず、壊れる事がたびたびあった。辰年、辰の日に生まれた人をその橋の下に埋めるとそのようなことはないということになった。そこで金持ちの子と貧乏人の子の二人が当たった。金持ちの親が言うにあちらは貧乏だし、大金を持って行き、「貴方がたの子どもを橋に埋めて下さい。」と言った。すると、その母親は大変怒った。それもまた、ほんとうは、その子は実の子ではなく、養女にもらった子であったが、「お金がなければこれ程までバカにするのか、お金がなんだ。」と怒った。〈それもたとえば正直者と悪者との話なんだね〉また男の親は、盲であった。「金さえあればお父さんの目も治すこともできる。私はそのお金をいただく、そして行く。」と言った。(両親は)賛成しなかったが、行くと決心をしたのでしかたなく承知し、行かせた。そしてすぐに、橋に埋められる寸前、神様が現われて、その子は助かったそうだよ。真玉橋の由来は、そんな話なんだ。

再生時間:1:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O372166
CD番号 47O37C093
決定題名 真玉橋の人柱(シマグチ)
話者がつけた題名 真玉橋の由来
話者名 金城カメ
話者名かな きんじょうかめ
生年月日 19090220
性別
出身地 沖縄県那覇市首里
記録日 19840316
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村渡慶次T07A16
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 テレビで見た。
文字化資料 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P69
キーワード 壊れてしまう橋,辰年,橋の下に埋める,金持ちの子,貧乏人の子,男の親は盲,神様
梗概(こうがい) 架けても架けてもすぐに壊れてしまう橋で、なかなか完成せず、壊れる事がたびたびあった。辰年、辰の日に生まれた人をその橋の下に埋めるとそのようなことはないということになった。そこで金持ちの子と貧乏人の子の二人が当たった。金持ちの親が言うにあちらは貧乏だし、大金を持って行き、「貴方がたの子どもを橋に埋めて下さい。」と言った。すると、その母親は大変怒った。それもまた、ほんとうは、その子は実の子ではなく、養女にもらった子であったが、「お金がなければこれ程までバカにするのか、お金がなんだ。」と怒った。〈それもたとえば正直者と悪者との話なんだね〉また男の親は、盲であった。「金さえあればお父さんの目も治すこともできる。私はそのお金をいただく、そして行く。」と言った。(両親は)賛成しなかったが、行くと決心をしたのでしかたなく承知し、行かせた。そしてすぐに、橋に埋められる寸前、神様が現われて、その子は助かったそうだよ。真玉橋の由来は、そんな話なんだ。
全体の記録時間数 1:54
物語の時間数 1:54
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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