
海人が、海へ漁に行ったようだ。夜の海だよ。すると、そこで、キジムナーが、数人、三人、いや、何人だったか分からないが、向こうの方で貝の実をほじくって食っていたそうだ。そこへ、「おや、キジムナーがいるぞ。」と言い、石を投げつけたそうだ。そしたら、その人はキジムナーに殺されたという話があったよ。その人は、浜で殺されてしまったという話を聞いたよ。「キジムナーを見かけても、見ないふりをするんだよ。」と言われた。「夜、海へ行くんだったら、キジムナーを見つけても、それは見ないふりをするんだよ。ある人が、キジムナーが貝の実を抜き食べている最中に石を投げつけたので、そのキジムナーに生命をも取られたそうだから。」と言っておられたよ。私たちは、よく海へ行くものだから、親たちが、「夜、海へ行った時には、気をつけるんだよ。キジムナーは見ないふりをするんだよ。」と言われた。
| レコード番号 | 47O371996 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C086 |
| 決定題名 | キジムナーの話(方言) |
| 話者がつけた題名 | キジムナーの話 |
| 話者名 | 知花キヨ |
| 話者名かな | ちばなきよ |
| 生年月日 | 19121016 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19770221 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第14班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡慶次T02A29 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P38 |
| キーワード | 夜の海,キジムナー,貝の実,石を投げた,キジムナーに殺された |
| 梗概(こうがい) | 海人が、海へ漁に行ったようだ。夜の海だよ。すると、そこで、キジムナーが、数人、三人、いや、何人だったか分からないが、向こうの方で貝の実をほじくって食っていたそうだ。そこへ、「おや、キジムナーがいるぞ。」と言い、石を投げつけたそうだ。そしたら、その人はキジムナーに殺されたという話があったよ。その人は、浜で殺されてしまったという話を聞いたよ。「キジムナーを見かけても、見ないふりをするんだよ。」と言われた。「夜、海へ行くんだったら、キジムナーを見つけても、それは見ないふりをするんだよ。ある人が、キジムナーが貝の実を抜き食べている最中に石を投げつけたので、そのキジムナーに生命をも取られたそうだから。」と言っておられたよ。私たちは、よく海へ行くものだから、親たちが、「夜、海へ行った時には、気をつけるんだよ。キジムナーは見ないふりをするんだよ。」と言われた。 |
| 全体の記録時間数 | 0:55 |
| 物語の時間数 | 0:50 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |