
女は久志の人、男は羽地源河の人で、毎日二人は源河の山の中で待ち合わせていた。ある日、女は先に行ったが、男が来てない。来てないので、「なぜ来ないのかなあ。」と、夜の真夜中に、男の部落に尋ねて行った。するとその男の人は、同じ部落の女友達と、あのヤガマヤー(注)で遊んでいた。「そうか、自分より好きな人がいるんだなあ。」とやけを起こして合図もせず、男に合図もせずに戻って行って、いつもの待ち合いの場所で死んでいた。死んでいた。また男の人も女友達と遊んでの帰り、約束だからと山に登って行き、その場所に来てみると、女は死んでいたので、男もそこで命を絶ってしまった。二人とも。昔はそのような事があったようだ。それも話を聞いた、昔のね。共に死んでいる様が見るに忍びなく、木の葉を折ってかぶせたとの話。
| レコード番号 | 47O371965 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C085 |
| 決定題名 | 恥うすい坂(方言) |
| 話者がつけた題名 | 恥うすい坂 |
| 話者名 | 山内カマド |
| 話者名かな | やまうちかまど |
| 生年月日 | 18921207 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村 |
| 記録日 | 19770221 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第9班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡慶次T01B22 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 女は久志の人,男は羽地源河の人,源河の山の中で待ち合わせ,共に死んだ,木の葉を折ってかぶせた |
| 梗概(こうがい) | 女は久志の人、男は羽地源河の人で、毎日二人は源河の山の中で待ち合わせていた。ある日、女は先に行ったが、男が来てない。来てないので、「なぜ来ないのかなあ。」と、夜の真夜中に、男の部落に尋ねて行った。するとその男の人は、同じ部落の女友達と、あのヤガマヤー(注)で遊んでいた。「そうか、自分より好きな人がいるんだなあ。」とやけを起こして合図もせず、男に合図もせずに戻って行って、いつもの待ち合いの場所で死んでいた。死んでいた。また男の人も女友達と遊んでの帰り、約束だからと山に登って行き、その場所に来てみると、女は死んでいたので、男もそこで命を絶ってしまった。二人とも。昔はそのような事があったようだ。それも話を聞いた、昔のね。共に死んでいる様が見るに忍びなく、木の葉を折ってかぶせたとの話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:28 |
| 物語の時間数 | 1:28 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |