犬の足(共通語)

概要

犬の足は三本しかなかったそうですよね。三本しかなかったので、三本ではもう、こう歩いてこうやって、これはもう不便だからと言うふうにですね、犬はあの御神(おかみ)の方(ほう)に「あのもう一本下さいませんか。もう一本下さるならば、これはあのう歩き易(やす)いから。」そう言うて御神(おかみ)の方(ほう)に言うたらね。「そうかねー、それじゃやるからねー、どこから持って来てやるからね、その足が無いが、その足はまたどうせこうせ見つからなければいけないがねー、誰かの物を持って来なければいかん。」と言うのでですね、御神(うかみ)の方(ほう)も思案にくれたそうですがね。それが幸(さいわ)いにして、この御香炉(うこうる)ですね、線香立てる御香炉(うこうる)、あれ脚が三つしか無いですがねー、あれ四つあったそうです。元は。脚は四つあるのを、御香炉(うこうる)は三つでも立つからね、立てば、それで良い。四つあっても同じだからというふうに、あれから一つは取って、「よしこれ一つはあんたのものにやろう。」とね、犬にやったそうです。だから、それは御神からのさずかり物だから、これはしっこでもやって、濡らしてはいけないと、しっこをかけてはいかんというんで、それでその後は、御香炉(うこうる)は三本、犬は四本の話だと。

再生時間:1:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O371944
CD番号 47O37C084
決定題名 犬の足(共通語)
話者がつけた題名 犬の足
話者名 山城上光
話者名かな やましろじょうこう
生年月日 19010902
性別
出身地 沖縄県読谷村渡慶次
記録日 19770221
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第2班
元テープ番号 読谷村渡慶次T01B02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情 話を聞くのが好きで幼少の頃、夜寝る前などによく祖父にねだって聞いていた。
文字化資料 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P7
キーワード 犬の足は三本,御神,御香炉は四本
梗概(こうがい) 犬の足は三本しかなかったそうですよね。三本しかなかったので、三本ではもう、こう歩いてこうやって、これはもう不便だからと言うふうにですね、犬はあの御神(おかみ)の方(ほう)に「あのもう一本下さいませんか。もう一本下さるならば、これはあのう歩き易(やす)いから。」そう言うて御神(おかみ)の方(ほう)に言うたらね。「そうかねー、それじゃやるからねー、どこから持って来てやるからね、その足が無いが、その足はまたどうせこうせ見つからなければいけないがねー、誰かの物を持って来なければいかん。」と言うのでですね、御神(うかみ)の方(ほう)も思案にくれたそうですがね。それが幸(さいわ)いにして、この御香炉(うこうる)ですね、線香立てる御香炉(うこうる)、あれ脚が三つしか無いですがねー、あれ四つあったそうです。元は。脚は四つあるのを、御香炉(うこうる)は三つでも立つからね、立てば、それで良い。四つあっても同じだからというふうに、あれから一つは取って、「よしこれ一つはあんたのものにやろう。」とね、犬にやったそうです。だから、それは御神からのさずかり物だから、これはしっこでもやって、濡らしてはいけないと、しっこをかけてはいかんというんで、それでその後は、御香炉(うこうる)は三本、犬は四本の話だと。
全体の記録時間数 1:25
物語の時間数 1:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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