
沖縄市泡瀬高原に坂があるでしょう、高原ぬ、そこを降りるとき左側に、アミシルムイってあったよ。そのムイは今は壊れてないはずだが、戦後まで残っていたよ。アミシルムイといって瓦工場の側にあったがね。瓦工場の主から聞いたんだが、「このムイは何かわけがあるのですか、ここを壊せばたくさんの家が作れるのに。」と言うと、「これは理由があって壊されないんだよ。」と話しておられた。「どうしてですか」とたずねてみたら‥‥。首里城へ、百十踏揚と鬼大城と二人で勝連城から逃げて行くとき、阿麻和利の手下に後を追われていた。「助けて下さい。天にも地にも神がおられるならば。」と、手を合わすと、すぐ天が壊れるほどの雨が降った。目の前もまっ暗で見えないくらい(雨が降ったので)アミシルムイに隠れたそうだ。そして、行先も見えなくて、〈阿麻和利の手下は〉見失ってしまって、(百十踏揚と鬼大城は)ここで助かったということである。それで、そのムイはアミシルムイと名が付いたという話をなさっていたよ。これは泡瀬の瓦工場の桑江という人が話しておられたよ。
| レコード番号 | 47O371916 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C083 |
| 決定題名 | アミシルムイ(方言) |
| 話者がつけた題名 | アミシルムイ |
| 話者名 | 新城平永 |
| 話者名かな | あらしろへいえい |
| 生年月日 | 19210305 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村宇座 |
| 記録日 | 19830222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村宇座T12A09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 桑江さん |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集6宇座の民話 P222 |
| キーワード | 沖縄市泡瀬高原に坂,左側にミシルムイ,瓦工場の側,首里城,百十踏揚と鬼大城,勝連城,阿麻和利,天が壊れるほどの雨 |
| 梗概(こうがい) | 沖縄市泡瀬高原に坂があるでしょう、高原ぬ、そこを降りるとき左側に、アミシルムイってあったよ。そのムイは今は壊れてないはずだが、戦後まで残っていたよ。アミシルムイといって瓦工場の側にあったがね。瓦工場の主から聞いたんだが、「このムイは何かわけがあるのですか、ここを壊せばたくさんの家が作れるのに。」と言うと、「これは理由があって壊されないんだよ。」と話しておられた。「どうしてですか」とたずねてみたら‥‥。首里城へ、百十踏揚と鬼大城と二人で勝連城から逃げて行くとき、阿麻和利の手下に後を追われていた。「助けて下さい。天にも地にも神がおられるならば。」と、手を合わすと、すぐ天が壊れるほどの雨が降った。目の前もまっ暗で見えないくらい(雨が降ったので)アミシルムイに隠れたそうだ。そして、行先も見えなくて、〈阿麻和利の手下は〉見失ってしまって、(百十踏揚と鬼大城は)ここで助かったということである。それで、そのムイはアミシルムイと名が付いたという話をなさっていたよ。これは泡瀬の瓦工場の桑江という人が話しておられたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:24 |
| 物語の時間数 | 1:24 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |