勝連バーマ 二十日月(方言)

概要

勝連バーマの話。その頃各間切〈今でいう村のこと〉からブーといって人夫徴用するわけだ。徴用して仕事をさせていた。すると勝連の村からは、勝連バーマが頭になってやってきた。(それほど)名高い人であった。「吾々勝連の人夫はとても働き者なので月の上るまで仕事をします。」と言った。その日はちょうど旧暦の十日であった。王府の監督は旧暦の十日である事に気づかず、「何と!お前の仲間は月の上るまで働くと言うのか。」「はい、月の上るまで働きますよ。」「それでは月が上ったら帰っていいぞ。」と言った。早いうちに、まだ明るい時に十日月は上るでしょう。旧の十日ね。それで他の人達より先に家へ帰ったそうだ。「さあ、十日月は上った、月が出たぞ、勝連の人夫は帰ろう。」と。そのように人使いも大変よかったそうだ。そのように頓知でもって仕事をさせ翌日も一生けんめい働かせたので、王府からもほめられておったそうです。とっても人使いが上手だという事で。

再生時間:1:36

民話詳細DATA

レコード番号 47O371837
CD番号 47O37C080
決定題名 勝連バーマ 二十日月(方言)
話者がつけた題名 勝連バーマ
話者名 新城平永
話者名かな あらしろへいえい
生年月日 19210305
性別
出身地 沖縄県読谷村宇座
記録日 19830302
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村宇座T10A09
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集6宇座の民話 P105
キーワード 人夫徴用,勝連の村,勝連バーマが頭,旧暦の十日,王府の監督,月の上るまで働きます,十日月は早く上った
梗概(こうがい) 勝連バーマの話。その頃各間切〈今でいう村のこと〉からブーといって人夫徴用するわけだ。徴用して仕事をさせていた。すると勝連の村からは、勝連バーマが頭になってやってきた。(それほど)名高い人であった。「吾々勝連の人夫はとても働き者なので月の上るまで仕事をします。」と言った。その日はちょうど旧暦の十日であった。王府の監督は旧暦の十日である事に気づかず、「何と!お前の仲間は月の上るまで働くと言うのか。」「はい、月の上るまで働きますよ。」「それでは月が上ったら帰っていいぞ。」と言った。早いうちに、まだ明るい時に十日月は上るでしょう。旧の十日ね。それで他の人達より先に家へ帰ったそうだ。「さあ、十日月は上った、月が出たぞ、勝連の人夫は帰ろう。」と。そのように人使いも大変よかったそうだ。そのように頓知でもって仕事をさせ翌日も一生けんめい働かせたので、王府からもほめられておったそうです。とっても人使いが上手だという事で。
全体の記録時間数 1:36
物語の時間数 1:36
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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