犬婿入り(方言)

概要

昔さ、(ある家に)女の子が生まれた。そこは犬を飼っていたのでしょうね。この女の子がうんこをした時に、女の親はいつもその犬にうんこを食べさせていた。犬が糞を食べるとあるでしょう。それでこの犬は、いつもこの女の子が排便するたびに食べたりしていたわけだ。それで、(母親は)「お前さん、この子が大きくなったらお前の嫁にやろうね。」などと、この犬に言っていたものだから、この犬はそのように思っていたわけだ。そして、この女の子は美人になり、十七、八才の年頃になったので、嫁がせようとしたのだが、この犬が邪魔して結婚させることができなかった。そしてまた、娘もこの犬をかわいがっていた。「お前は誰の嫁になりたいのか。」と聞くと、犬に小石を投げて、「あれの嫁になりたい。」と言った。とうとうこの二人は、娘は犬と夫婦になって所帯を持ち、子供も生んだ。〈本当の子供を生むんだってよ、犬と。〉そして、子供を生んだわけだ。犬の子というのはそれから始まった。宮古の人たちは、犬の子の子孫だという話だったのだが、本当の事かどうか。そういう話があった。

再生時間:1:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O371472
CD番号 47O37C064
決定題名 犬婿入り(方言)
話者がつけた題名 犬婿入り
話者名 具志堅タケ
話者名かな ぐしけんたけ
生年月日 19140710
性別
出身地 沖縄県読谷村儀間
記録日 19811124
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村儀間T10B16
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく) んかしよー
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集5儀間の民話 P72
キーワード 女の子,犬を飼っていた,うんこ,女親,犬にうんこを食べさせた,お前の嫁にやろう,美人,娘は犬と夫婦,宮古は犬の子孫
梗概(こうがい) 昔さ、(ある家に)女の子が生まれた。そこは犬を飼っていたのでしょうね。この女の子がうんこをした時に、女の親はいつもその犬にうんこを食べさせていた。犬が糞を食べるとあるでしょう。それでこの犬は、いつもこの女の子が排便するたびに食べたりしていたわけだ。それで、(母親は)「お前さん、この子が大きくなったらお前の嫁にやろうね。」などと、この犬に言っていたものだから、この犬はそのように思っていたわけだ。そして、この女の子は美人になり、十七、八才の年頃になったので、嫁がせようとしたのだが、この犬が邪魔して結婚させることができなかった。そしてまた、娘もこの犬をかわいがっていた。「お前は誰の嫁になりたいのか。」と聞くと、犬に小石を投げて、「あれの嫁になりたい。」と言った。とうとうこの二人は、娘は犬と夫婦になって所帯を持ち、子供も生んだ。〈本当の子供を生むんだってよ、犬と。〉そして、子供を生んだわけだ。犬の子というのはそれから始まった。宮古の人たちは、犬の子の子孫だという話だったのだが、本当の事かどうか。そういう話があった。
全体の記録時間数 1:12
物語の時間数 1:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP