継子話 烏と弁当(方言)

概要

あのね、(継親には)継子と(実子)のふたりいたらしい。上の子が先妻の子で、(継親の実子は)二男であった。それでその上の子がいなかったら、自分の息子が長男になるので、「どうにかしていつかは殺してやろう。」と継親は考えていた。ある日、長男に「田を耕してきなさい。」と、弁当を持たせて行かした。その弁当はとてもおいしそうに作ってね、その中には毒、毒を入れてあった。長男は、日頃から(継親のやることは)分っているので、「いつもと変わって、きょうの物は変わっているが不思議だなあ。」と思った。そして、自分が食べたように見せかけ、一碗は田の畔にこぼしてみた。そこに鳥が、小鳥が飛んできて、弁当を食って、毒を食ってそこに倒れてしまった。(継子は)一碗だけ残して家に持ってきて、棚の中に入れて、自分は知らんふりして置いてあったようだ。しばらくして弟が来てね、棚を開けて、「ごちそうがある、おいしそうだ。」と言って、食べたらしいね。それで長男は助かって、(継親は)自分の子を殺したとね。

再生時間:0:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O371457
CD番号 47O37C064
決定題名 継子話 烏と弁当(方言)
話者がつけた題名 継子話
話者名 宮城正栄
話者名かな きやぎせいえい
生年月日 19001025
性別
出身地 沖縄県読谷村儀間
記録日 19811121
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村儀間T10B02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 継子,先妻の子,継親,毒入り弁当,田の畔,小鳥,弟が食べた
梗概(こうがい) あのね、(継親には)継子と(実子)のふたりいたらしい。上の子が先妻の子で、(継親の実子は)二男であった。それでその上の子がいなかったら、自分の息子が長男になるので、「どうにかしていつかは殺してやろう。」と継親は考えていた。ある日、長男に「田を耕してきなさい。」と、弁当を持たせて行かした。その弁当はとてもおいしそうに作ってね、その中には毒、毒を入れてあった。長男は、日頃から(継親のやることは)分っているので、「いつもと変わって、きょうの物は変わっているが不思議だなあ。」と思った。そして、自分が食べたように見せかけ、一碗は田の畔にこぼしてみた。そこに鳥が、小鳥が飛んできて、弁当を食って、毒を食ってそこに倒れてしまった。(継子は)一碗だけ残して家に持ってきて、棚の中に入れて、自分は知らんふりして置いてあったようだ。しばらくして弟が来てね、棚を開けて、「ごちそうがある、おいしそうだ。」と言って、食べたらしいね。それで長男は助かって、(継親は)自分の子を殺したとね。
全体の記録時間数 0:48
物語の時間数 0:48
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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