
むかしむかし、国頭に国頭ジナマスーという人がいたんだって。その人が他所から酒を飲んで家へ帰ってくる時に、山で大きな火事、山火事があった。川の側には月桃があったんだって。そしてそこへ来たら、「この月桃も残しておいてこそ、自分の孫や子のムーチーも包めるのだから、これは水をかけて、〈川の側だったから、水をかけて〉もう、守らなければいけない。」と言って、一生懸命水をかけて、この月桃を(火事から)守ったんだって。免らしてやったんだよ。月桃の中に、蛇がいたらしい。それで、このおじいさんは、蛇がいたとは知らなかったのだが、蛇はもう神のようなものだから、この蛇がね、おじいさんを覚えていた。それで、蛇は助かったお礼として、この人が夜どこを歩いていても、「国頭ジナマスーの子孫だよ。」と言うと、ハブは全然咬みつかなかったそうだ。それで、どこを歩いていても、こういうことがあるんだよ、最後まで呪文を覚えていれば言うのだが。「国頭ジナマスーの子孫だよ」と言ってねえ。次にもあるよ、これの続きが、言い伝えが。
| レコード番号 | 47O371403 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C062 |
| 決定題名 | ハブよけ呪文(方言) |
| 話者がつけた題名 | ハブよけ呪文 |
| 話者名 | 新垣小松 |
| 話者名かな | あらかきこまつ |
| 生年月日 | 19120205 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19811120 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T08B09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | むかしむかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P46 |
| キーワード | 国頭に国頭ジナマスー,酒を飲んで帰える時,山火事,川の側に月桃,孫や子のムーチー,月桃を守った,月桃の中に蛇,蛇は神,国頭ジナマスーの子孫,呪文 |
| 梗概(こうがい) | むかしむかし、国頭に国頭ジナマスーという人がいたんだって。その人が他所から酒を飲んで家へ帰ってくる時に、山で大きな火事、山火事があった。川の側には月桃があったんだって。そしてそこへ来たら、「この月桃も残しておいてこそ、自分の孫や子のムーチーも包めるのだから、これは水をかけて、〈川の側だったから、水をかけて〉もう、守らなければいけない。」と言って、一生懸命水をかけて、この月桃を(火事から)守ったんだって。免らしてやったんだよ。月桃の中に、蛇がいたらしい。それで、このおじいさんは、蛇がいたとは知らなかったのだが、蛇はもう神のようなものだから、この蛇がね、おじいさんを覚えていた。それで、蛇は助かったお礼として、この人が夜どこを歩いていても、「国頭ジナマスーの子孫だよ。」と言うと、ハブは全然咬みつかなかったそうだ。それで、どこを歩いていても、こういうことがあるんだよ、最後まで呪文を覚えていれば言うのだが。「国頭ジナマスーの子孫だよ」と言ってねえ。次にもあるよ、これの続きが、言い伝えが。 |
| 全体の記録時間数 | 1:23 |
| 物語の時間数 | 1:23 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |