雀酒屋(共通語)

概要

雀がね、雀が木に、古い腐れかけた枝のある木のまたに巣を作り、巣を見てはいつも止まり、そこで餌を食べ羽を一休(ひとやす)みさせていた。ある日、(雀が)フラフラ、ヨレヨレしながら木から降りて来た。不思議なことだと思い行って見ると、毎日ついばんでいた物、米やその他の穀物の食べ残しが集まり、それがまた、雨が降ってたまり水に浸って、発酵してもろみになっていたわけよ。そこはいつも餌を食べている所なので、餌をついばもうとしたら、いつの間にか酔ってしまい木から落ちてしまったらしい。珍しいこともあるものだ、あの雀が落ちるなんてと、人間は感づいた。いつも飛びまわっている鳥が落ちて来ることに疑問をいだき、そこへ行って調べて見てみると、なんとその木の上では、すでにもろみになっていたそうだ。もろみがもう酒と同じになっているもんだなあと、酒はこのようにして作るものかと、もろみを最初に作ってから、炊いて蒸留水になり酒ができた。そんな話だよ。(人々は)初め「ムルン」というものを知らなかったので、雀からその作り方を教わったということです。

再生時間:2:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O371291
CD番号 47O37C057
決定題名 雀酒屋(共通語)
話者がつけた題名 雀酒屋
話者名 町田宗進
話者名かな まちだそうしん
生年月日 19160305
性別
出身地 沖縄県読谷村儀間
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村儀間T04B04
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 雀,古い腐れかけた枝,木のまたに巣,米や穀物の食べ残し,雨,発酵,もろみ,酒
梗概(こうがい) 雀がね、雀が木に、古い腐れかけた枝のある木のまたに巣を作り、巣を見てはいつも止まり、そこで餌を食べ羽を一休(ひとやす)みさせていた。ある日、(雀が)フラフラ、ヨレヨレしながら木から降りて来た。不思議なことだと思い行って見ると、毎日ついばんでいた物、米やその他の穀物の食べ残しが集まり、それがまた、雨が降ってたまり水に浸って、発酵してもろみになっていたわけよ。そこはいつも餌を食べている所なので、餌をついばもうとしたら、いつの間にか酔ってしまい木から落ちてしまったらしい。珍しいこともあるものだ、あの雀が落ちるなんてと、人間は感づいた。いつも飛びまわっている鳥が落ちて来ることに疑問をいだき、そこへ行って調べて見てみると、なんとその木の上では、すでにもろみになっていたそうだ。もろみがもう酒と同じになっているもんだなあと、酒はこのようにして作るものかと、もろみを最初に作ってから、炊いて蒸留水になり酒ができた。そんな話だよ。(人々は)初め「ムルン」というものを知らなかったので、雀からその作り方を教わったということです。
全体の記録時間数 2:53
物語の時間数 2:53
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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