
ある家は金持ちで、ある家は貧乏であった。貧乏の家は年寄りで大晦日になっても食べる物もなく、ジールの火を囲んでいた。するとある髭の御爺さんが訪れ、「私も一緒に年を取らせてくれ:と言った。「貧乏で何もないですよ」と言うと、御爺さんは「私が米も持っているから一緒に大晦日を過ごそう」と言って入って来た。元旦になると、「水を汲んで来なさい」と言って、「それで浴びなさい」と言った。その通りにすると、老夫婦は17、8歳の若さに若返った。それを聞いた金持ち夫婦は「髭の御爺さんは今どこら辺を歩いているのだろうか」と聞き、「まだ遠くはないよ」と言うと、自分達も若くなろうと追いかけて行った。しかし金持ちは水を浴びると猿になってしまった。若返った老夫婦の家は、その髭の御爺さんが寝た所は全部お金になっていた。猿になった金持ちは若夫婦の家に来て黒石に座った。それで猿がやって来る頃に石を焼いておくと、案の定その石に座って猿の尻は赤くなったという話。
| レコード番号 | 47O371121 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C049 |
| 決定題名 | 猿長者(方言) |
| 話者がつけた題名 | 年の夜の話 |
| 話者名 | 上地正太郎 |
| 話者名かな | うえちしょうたろう |
| 生年月日 | 19010123 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第5班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T12A07 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 金持ち,貧乏,年寄り,大晦日,食物がない,ジールの火,髭の御爺さん,米,大晦日,元旦,水,老夫婦は若返った,猿,お金,黒石,猿の赤尻 |
| 梗概(こうがい) | ある家は金持ちで、ある家は貧乏であった。貧乏の家は年寄りで大晦日になっても食べる物もなく、ジールの火を囲んでいた。するとある髭の御爺さんが訪れ、「私も一緒に年を取らせてくれ:と言った。「貧乏で何もないですよ」と言うと、御爺さんは「私が米も持っているから一緒に大晦日を過ごそう」と言って入って来た。元旦になると、「水を汲んで来なさい」と言って、「それで浴びなさい」と言った。その通りにすると、老夫婦は17、8歳の若さに若返った。それを聞いた金持ち夫婦は「髭の御爺さんは今どこら辺を歩いているのだろうか」と聞き、「まだ遠くはないよ」と言うと、自分達も若くなろうと追いかけて行った。しかし金持ちは水を浴びると猿になってしまった。若返った老夫婦の家は、その髭の御爺さんが寝た所は全部お金になっていた。猿になった金持ちは若夫婦の家に来て黒石に座った。それで猿がやって来る頃に石を焼いておくと、案の定その石に座って猿の尻は赤くなったという話。 |
| 全体の記録時間数 | 6:32 |
| 物語の時間数 | 6:32 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |