鬼餅由来(方言)

概要

兄は、人を喰う(鬼)だったそうだ。男と女の兄妹2人兄妹(であった)。(兄が)20歳頃になって「私は今までに、人間を99人喰った。」といったそうだ。(妹は)「もう、このように人間を食べさせてはいけない。私の兄だもの、これは私が謀(はかりごと)をしてやっつけてやろう。」と(考え)、そうして、「師走餅は、沢山作っておくから兄貴も私の家へおいでよ。師走餅を沢山食べさせてあげるから。」といったそうだ。そして(兄が妹の家へ)行くと餅を食べようと行ってみると,この(兄)は人間を99人も喰ったという兄であるから、「餅を食べよう。」と言うと、もう(この妹は)女陰をさらけ出してね、それでもそのまま寝ていたようだ。「これはなんだ。」と妹に(兄が聞いた)。「これは何だ。」と言うと、「これは鬼喰う口、ここは餅喰う口、ここは鬼喰う口。」と言ったので、びっくたしてねえ、(兄は)出て行ってしまったそうだ。「さて、人間など喰えば、鬼喰う口を持っているのもいるんだなあ。。今度はこれを喰ってはいけない。人間を喰ってはいけない。」といって自分で「これまで(人間を)喰ったのは自分が悪いんだ。」といって舌を噛み切って死んだということだ。そんな話を貴方達(聞き手の事)の年頃に、私達も聞いたよ。

再生時間:方言

民話詳細DATA

レコード番号 47O371087
CD番号 47O37C048
決定題名 鬼餅由来(方言)
話者がつけた題名 シワーシムーチーの話
話者名 伊波ウト
話者名かな いはうと
生年月日 19010502
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770508
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第2班
元テープ番号 読谷村伊良皆T10B05
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12,80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P60
キーワード 兄は人を喰う,兄妹2人,人間を99人喰った,師走餅,女陰,鬼喰う口,餅喰う口,舌を噛み切って死んだ
梗概(こうがい) 兄は、人を喰う(鬼)だったそうだ。男と女の兄妹2人兄妹(であった)。(兄が)20歳頃になって「私は今までに、人間を99人喰った。」といったそうだ。(妹は)「もう、このように人間を食べさせてはいけない。私の兄だもの、これは私が謀(はかりごと)をしてやっつけてやろう。」と(考え)、そうして、「師走餅は、沢山作っておくから兄貴も私の家へおいでよ。師走餅を沢山食べさせてあげるから。」といったそうだ。そして(兄が妹の家へ)行くと餅を食べようと行ってみると,この(兄)は人間を99人も喰ったという兄であるから、「餅を食べよう。」と言うと、もう(この妹は)女陰をさらけ出してね、それでもそのまま寝ていたようだ。「これはなんだ。」と妹に(兄が聞いた)。「これは何だ。」と言うと、「これは鬼喰う口、ここは餅喰う口、ここは鬼喰う口。」と言ったので、びっくたしてねえ、(兄は)出て行ってしまったそうだ。「さて、人間など喰えば、鬼喰う口を持っているのもいるんだなあ。。今度はこれを喰ってはいけない。人間を喰ってはいけない。」といって自分で「これまで(人間を)喰ったのは自分が悪いんだ。」といって舌を噛み切って死んだということだ。そんな話を貴方達(聞き手の事)の年頃に、私達も聞いたよ。
全体の記録時間数 1:37
物語の時間数 方言
言語識別
音源の質
テープ番号
予備項目1

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