
それから、これは、ある五月四日の日にね。昔から、糸満バーリーと言ってあるでしょう。もう、ハーリー見にとモーイは、着物をきるつもりで準備していた。 (しかし母親は)「これに、縫って着せると、ハーリーを見にいくから。」と、行かさない考えで、そのままもうハーリーの着物として、親が織って置いてあった。それを今年は、与えちれなかったので、その一反布を体に巻きつけて、ハーリーを見に行ったそうだ。「うん、これは、モーイは、馬鹿だなあ。どうして、着物を縫って着ないで、一反布を巻きつけて来ているのか。」と見物人が言うと、「何だね、私の母親は、ハーリーの着物として縫ってはあるが、縫うのが間に合わないので、私はこうして、すぐ一反もの布を巻きつけてきたんだよ。」と、人を笑わせたそうだ。
| レコード番号 | 47O371084 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C048 |
| 決定題名 | モーイ親方 かせかけ着物(方言) |
| 話者がつけた題名 | モーイ親方 |
| 話者名 | 伊波栄純 |
| 話者名かな | いはえいじゅん |
| 生年月日 | 18961124 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第2班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T10B02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P180 |
| キーワード | 五月四日,糸満バーリー,着物,一反布を体に巻きつけ,母親 |
| 梗概(こうがい) | それから、これは、ある五月四日の日にね。昔から、糸満バーリーと言ってあるでしょう。もう、ハーリー見にとモーイは、着物をきるつもりで準備していた。 (しかし母親は)「これに、縫って着せると、ハーリーを見にいくから。」と、行かさない考えで、そのままもうハーリーの着物として、親が織って置いてあった。それを今年は、与えちれなかったので、その一反布を体に巻きつけて、ハーリーを見に行ったそうだ。「うん、これは、モーイは、馬鹿だなあ。どうして、着物を縫って着ないで、一反布を巻きつけて来ているのか。」と見物人が言うと、「何だね、私の母親は、ハーリーの着物として縫ってはあるが、縫うのが間に合わないので、私はこうして、すぐ一反もの布を巻きつけてきたんだよ。」と、人を笑わせたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 0:51 |
| 物語の時間数 | 方言 |
| 言語識別 | △ |
| 音源の質 | 可 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |