城間仲と坊主御主(方言)

概要

坊主御主とおしゃる人は、女好きであった。今度(話すのは)、浦添の城間仲という所が金持ちになっているという、これは伝説だが。城間仲の主人は奥さんと二人浜にいらしてね、漁をした。そうしていると、 (奥さんが)余りに容貌が美しいので、(坊主御主は)関係をつけたようだ。その夫(城間仲)も、後になって気づいたが、今ここで憤慨してはいけないといって、「土地が少ないので、少し分けて下さいませんか。」と(城間仲は)お願いした。すると、その王様は、坊主御主とおっしゃる人は「うん、それでいいだろう。」といって「それじゃ、杭を用意してきなさい。」といって(城間仲に)杭を作らせた。杭を用意してきて、〈くっつけて打ったら、少ししか囲えないでしょう〉、その人は、(杭と杭の間を)ずっと離しては置き置きしたので、終いに(囲んだ土地は)広大になったようだ。そうしたら、「これはちょっと多すぎるなあ。」と思いながら、もう、坊主御主はがってんなさったわけだ。「さあ、それならいいだろう」と。そうしたので、それから(城間仲は)土地を沢山所有したので、金持ちになった。そのようにして、財産家になっているという伝説を我々は聞いた訳だ。

再生時間:方言

民話詳細DATA

レコード番号 47O371072
CD番号 47O37C047
決定題名 城間仲と坊主御主(方言)
話者がつけた題名 坊主御主と城間仲
話者名 伊波栄純
話者名かな いはえいじゅん
生年月日 18961124
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770508
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第2班
元テープ番号 読谷村伊良皆T10A11
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P141
キーワード 坊主御主,女好き,浦添の城間仲,金持ち,奥さん,土地を分けた,杭,財産家
梗概(こうがい) 坊主御主とおしゃる人は、女好きであった。今度(話すのは)、浦添の城間仲という所が金持ちになっているという、これは伝説だが。城間仲の主人は奥さんと二人浜にいらしてね、漁をした。そうしていると、 (奥さんが)余りに容貌が美しいので、(坊主御主は)関係をつけたようだ。その夫(城間仲)も、後になって気づいたが、今ここで憤慨してはいけないといって、「土地が少ないので、少し分けて下さいませんか。」と(城間仲は)お願いした。すると、その王様は、坊主御主とおっしゃる人は「うん、それでいいだろう。」といって「それじゃ、杭を用意してきなさい。」といって(城間仲に)杭を作らせた。杭を用意してきて、〈くっつけて打ったら、少ししか囲えないでしょう〉、その人は、(杭と杭の間を)ずっと離しては置き置きしたので、終いに(囲んだ土地は)広大になったようだ。そうしたら、「これはちょっと多すぎるなあ。」と思いながら、もう、坊主御主はがってんなさったわけだ。「さあ、それならいいだろう」と。そうしたので、それから(城間仲は)土地を沢山所有したので、金持ちになった。そのようにして、財産家になっているという伝説を我々は聞いた訳だ。
全体の記録時間数 1:22
物語の時間数 方言
言語識別
音源の質
テープ番号
予備項目1

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