モーイ親方 母親は御願好き(方言)

概要

もう、お母さんは、「トートゥ、トートゥ」と(手を合わせて願いことをするのが)上手であられたので、毎日、「トートゥ、トートゥ」としておられたそうだよ。それで、お母さんが、「トートゥ、トートゥ」と、神棚に手を合わせて御願をしている時に、「お母さん、お母さん」と後ろで(モーイは呼んだ)。するとお母さんは、もう、御願を願う事に忙しいので、もう、幾度も「お母さん、お母さん」と呼んだので、しまいには怒って、「何じお前は、私が忙しいのに、御願の願いごとをしている後ろで『お母さん、お母さん』と呼んで邪魔だよ」と言って、パンとぶったようである。(そこでモーイは)「ねえ、お怒りになるでしょう。私達の親祖先も、お母さんと私というのは、すぐ近い親子だが、私たちの親祖先というのは、何代も前から続いているからお母さんがそんなに『トートゥ、トートゥ』してばかりいると、聞く暇もないでしょう。ちょうど、貴女が怒るのと同じで、私たちの親祖先も、あんまり貴女が、願いごとばかりして、同じに、お母さんが怒るようにして、 (親祖先も)怒るんですよ」と言ったので、それから後はもう、願いごとをしなくなったそうだよ。

再生時間:方言

民話詳細DATA

レコード番号 47O371049
CD番号 47O37C046
決定題名 モーイ親方 母親は御願好き(方言)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 伊波蒲戸
話者名かな いはかまど
生年月日 18940613
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770508
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第1班
元テープ番号 読谷村伊良皆T09A03
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 芝居
文字化資料
キーワード お母さんは御願上手,親祖先
梗概(こうがい) もう、お母さんは、「トートゥ、トートゥ」と(手を合わせて願いことをするのが)上手であられたので、毎日、「トートゥ、トートゥ」としておられたそうだよ。それで、お母さんが、「トートゥ、トートゥ」と、神棚に手を合わせて御願をしている時に、「お母さん、お母さん」と後ろで(モーイは呼んだ)。するとお母さんは、もう、御願を願う事に忙しいので、もう、幾度も「お母さん、お母さん」と呼んだので、しまいには怒って、「何じお前は、私が忙しいのに、御願の願いごとをしている後ろで『お母さん、お母さん』と呼んで邪魔だよ」と言って、パンとぶったようである。(そこでモーイは)「ねえ、お怒りになるでしょう。私達の親祖先も、お母さんと私というのは、すぐ近い親子だが、私たちの親祖先というのは、何代も前から続いているからお母さんがそんなに『トートゥ、トートゥ』してばかりいると、聞く暇もないでしょう。ちょうど、貴女が怒るのと同じで、私たちの親祖先も、あんまり貴女が、願いごとばかりして、同じに、お母さんが怒るようにして、 (親祖先も)怒るんですよ」と言ったので、それから後はもう、願いごとをしなくなったそうだよ。
全体の記録時間数 1:26
物語の時間数 方言
言語識別
音源の質
テープ番号
予備項目1

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