
それは本当の話だよ。(読谷村)字古堅に、ナカトゥジーマーのおじいさんという人がお
られた。その人はトゥクジーマーが、那覇に行って、那覇から自分の島に帰ろうとした。元の山原船に「(読谷の)渡具知まで」と言って、(船に)乗ったら、「(読谷の)渡具知まで」と乗った。そしたらこの山原船(の船頭)は、「渡久地までですね。」と言って乗せて、(感違いして)その船は、本部渡久地に着いてしまったので、もう、これは船の途中だし、止める事もできなくて、本部渡久地に着いてしまった。それで、もう本人も残念がった。もう家の人も親類達も全部、これ(おじいさん)はもうこんなに長い間帰って来なかったので、初七日から四十九日まで終わっていたらしい。終わっていたが、また、終わってしばらくしてから、もうこれは、昔の事だから、はるか遠い本部から、本部渡久地からとなると、長くかかってね。また、あれこれ事情もあるから、四十九日終わってから(家に帰って)、来てみると、また家に来て、そうだった(四十九日まで終わっていた)そうだよ。だから、(物言いは)よく慎んでしなければ、大変な間違い事があるそうだよ。
| レコード番号 | 47O370982 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C044 |
| 決定題名 | トゥグチ違い(方言) |
| 話者がつけた題名 | 聞き違い |
| 話者名 | 松田信正 |
| 話者名かな | まつだしんしょう |
| 生年月日 | 18961027 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770223 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第14班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T06A11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P213 |
| キーワード | 字古堅,ナカトゥジーマーのおじいさん,那覇,山原船,渡具知,船,本部渡久地,初七日から四十九日 |
| 梗概(こうがい) | それは本当の話だよ。(読谷村)字古堅に、ナカトゥジーマーのおじいさんという人がお られた。その人はトゥクジーマーが、那覇に行って、那覇から自分の島に帰ろうとした。元の山原船に「(読谷の)渡具知まで」と言って、(船に)乗ったら、「(読谷の)渡具知まで」と乗った。そしたらこの山原船(の船頭)は、「渡久地までですね。」と言って乗せて、(感違いして)その船は、本部渡久地に着いてしまったので、もう、これは船の途中だし、止める事もできなくて、本部渡久地に着いてしまった。それで、もう本人も残念がった。もう家の人も親類達も全部、これ(おじいさん)はもうこんなに長い間帰って来なかったので、初七日から四十九日まで終わっていたらしい。終わっていたが、また、終わってしばらくしてから、もうこれは、昔の事だから、はるか遠い本部から、本部渡久地からとなると、長くかかってね。また、あれこれ事情もあるから、四十九日終わってから(家に帰って)、来てみると、また家に来て、そうだった(四十九日まで終わっていた)そうだよ。だから、(物言いは)よく慎んでしなければ、大変な間違い事があるそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:37 |
| 物語の時間数 | 1:37 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |