
阿麻和利というのはね、ね、大変優れた者であった。蜘蛛の描いたもの(巣)などを全部見てみると、蜘蛛はずるくて、自分の身体よりも大きく巣を作ってあった。そこへ「これは大変大きな家だ。」と思った。やとがりが這っているのを見ると、やどかりはもうやとがりは、自分の身体の入るくらいのものに入って、ひきずるでしょう。そしたら、「これは、蜘蛛の真似はしてはいけない、やどかりの真似をするものだ。」と(阿麻和利は思った)。そう、阿麻和利とかいったかねー。この話、私達は集まるときにこの話、出たのだがね。そしてね、阿麻和利はとても秀でた者だったそうでね。そこでこの中城、そう、何といわれる人だったかな。尚巴志というのかな。「尚巴志の生んだ子どもの千代松である」と(世に)出たんでしょね。(阿麻和利が討った)按司の子が出たが、阿麻和利はとても優れ者だったので、「蜘蛛の(巣の)作り方、それは(身に)応じない家の造り方である」とした。やどかりのように(家を造るもの)だ」といったそうだ。損なふうに思慮深い人だったとさ。その話を聞いた。
| レコード番号 | 47O370966 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C043 |
| 決定題名 | アマンジャナーの領分(方言) |
| 話者がつけた題名 | 阿麻和利の話 |
| 話者名 | 伊波カマ |
| 話者名かな | いはかま |
| 生年月日 | 18891005 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770223 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第12班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T05B15 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P271 |
| キーワード | 阿麻和利,大変優れた者,蜘蛛,やどかり,中城,尚巴志,千代松 |
| 梗概(こうがい) | 阿麻和利というのはね、ね、大変優れた者であった。蜘蛛の描いたもの(巣)などを全部見てみると、蜘蛛はずるくて、自分の身体よりも大きく巣を作ってあった。そこへ「これは大変大きな家だ。」と思った。やとがりが這っているのを見ると、やどかりはもうやとがりは、自分の身体の入るくらいのものに入って、ひきずるでしょう。そしたら、「これは、蜘蛛の真似はしてはいけない、やどかりの真似をするものだ。」と(阿麻和利は思った)。そう、阿麻和利とかいったかねー。この話、私達は集まるときにこの話、出たのだがね。そしてね、阿麻和利はとても秀でた者だったそうでね。そこでこの中城、そう、何といわれる人だったかな。尚巴志というのかな。「尚巴志の生んだ子どもの千代松である」と(世に)出たんでしょね。(阿麻和利が討った)按司の子が出たが、阿麻和利はとても優れ者だったので、「蜘蛛の(巣の)作り方、それは(身に)応じない家の造り方である」とした。やどかりのように(家を造るもの)だ」といったそうだ。損なふうに思慮深い人だったとさ。その話を聞いた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:36 |
| 物語の時間数 | 1:36 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |