子育て幽霊(方言)

概要

まず、あれは、言うなれば、テーラシカマグチと言われる人の、親さー、女の親が、その人を身ごもったまま死んだので、そのまま葬式をしたらしい。そうしたからもう、墓の中で生まれて、その人は、それでもう、そこで生まれたので、女の親は、この店で、その子が食べる物を買ってあげたりして、毎日そこに買いに来た。そしたら、(その人が持ってくるお金は)受け取る時には普通のお金だけど、その人が行ってしまうと全部紙銭になったりしたので、「これは珍しいことだ」と不思議に思った。(そこで)その女の後を追って行ってみると、(墓の)内で子供が泣いているので、「そこには、確かに生きている人が居るはずだ」と話をしたら、そこの子孫の人達が集まって行ってみたら、もう、やっぱり男の子がいた。その男の子を連れて来てみたら、このテーラカマグチという方でいらしたのね。後生から生まれてきた人は。 そして、あの人には、「後生半分、生身(現世)半分」という昔の人の話だよ。それから、7月などの、後生の人に供える物も、その人が教えてくれたという話だそうである。それだけは、私も知っている。

再生時間:1:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O370903
CD番号 47O37C041
決定題名 子育て幽霊(方言)
話者がつけた題名 テーラシカマクチ
話者名 新垣新輝
話者名かな あらかきしんき
生年月日 19080815
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770223
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第10班
元テープ番号 読谷村伊良皆T04A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 昔の人
文字化資料 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P78
キーワード テーラシカマグチ,女の親,身ごもったまま死んだ,葬式,墓の中,店,お金,紙銭,子供,後生半分、生身半分
梗概(こうがい) まず、あれは、言うなれば、テーラシカマグチと言われる人の、親さー、女の親が、その人を身ごもったまま死んだので、そのまま葬式をしたらしい。そうしたからもう、墓の中で生まれて、その人は、それでもう、そこで生まれたので、女の親は、この店で、その子が食べる物を買ってあげたりして、毎日そこに買いに来た。そしたら、(その人が持ってくるお金は)受け取る時には普通のお金だけど、その人が行ってしまうと全部紙銭になったりしたので、「これは珍しいことだ」と不思議に思った。(そこで)その女の後を追って行ってみると、(墓の)内で子供が泣いているので、「そこには、確かに生きている人が居るはずだ」と話をしたら、そこの子孫の人達が集まって行ってみたら、もう、やっぱり男の子がいた。その男の子を連れて来てみたら、このテーラカマグチという方でいらしたのね。後生から生まれてきた人は。 そして、あの人には、「後生半分、生身(現世)半分」という昔の人の話だよ。それから、7月などの、後生の人に供える物も、その人が教えてくれたという話だそうである。それだけは、私も知っている。
全体の記録時間数 1:56
物語の時間数 1:56
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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