
昔、ある寺に、女の人が毎日行ったりきたりしていたそうだ。ある人が、毎日それを見て、「これはおかしい、あの坊主は情婦がいる。」と、ものめずらしそうに、いつもかかさず見ていた。そのようにいつも家の内(なか)に入って行くのを見ていた。ふし穴からその人は見ようとしたら、その人の顔は板にくっっいてしまってとれなくなってしまった。そこで、その女は出てきてね、「ええ、私は天の者だけど、今、戦乱の世の始まりで、帳簿は消さないといけないし、それにしては天にある油だけでは燃やすのに足りないので、こうしてここにきて、(油を)もっていったりしているのだよ。」と言って去って行った。そうして、イタズラということばは、(顔に)板がくっついて絶対にはがれなかったことから始まった。このことから、今でも、何か悪いことをしたならば、それに例えて、「イタズラな事はするな。」という話なんだよ。
| レコード番号 | 47O370725 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C033 |
| 決定題名 | いたずらはするな(方言) |
| 話者がつけた題名 | いらずらという言葉の始まり |
| 話者名 | 神谷カマド |
| 話者名かな | かみやかまど |
| 生年月日 | 19020608 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村瀬名波 |
| 記録日 | 19810424 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村瀬名波T09A08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | んかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P169 |
| キーワード | 寺,女,坊主,情婦,ふし穴,顔が板にくっっいた,天の者,戦乱,帳簿,油,燃やす,いたずら |
| 梗概(こうがい) | 昔、ある寺に、女の人が毎日行ったりきたりしていたそうだ。ある人が、毎日それを見て、「これはおかしい、あの坊主は情婦がいる。」と、ものめずらしそうに、いつもかかさず見ていた。そのようにいつも家の内(なか)に入って行くのを見ていた。ふし穴からその人は見ようとしたら、その人の顔は板にくっっいてしまってとれなくなってしまった。そこで、その女は出てきてね、「ええ、私は天の者だけど、今、戦乱の世の始まりで、帳簿は消さないといけないし、それにしては天にある油だけでは燃やすのに足りないので、こうしてここにきて、(油を)もっていったりしているのだよ。」と言って去って行った。そうして、イタズラということばは、(顔に)板がくっついて絶対にはがれなかったことから始まった。このことから、今でも、何か悪いことをしたならば、それに例えて、「イタズラな事はするな。」という話なんだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:22 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |