ミルクとサーカ(方言)

概要

昔、ミルクという人とサーカという人がいたそうだ。そして二人は同じ所で一緒に住んでいた。それがサーカは欲ばり者で、「見渡たせる範囲は、全部私の土地だぞ。」と言って、高い所も全部見える所はサーカが取ったそうだ。また、ミルクは見えない部分も低い所かまわず取ったのでとても豊かになり、それからミルク世果報といわれるようになった。そして、ミルクは豊かになり、とってもいい暮らしをしたそうだ。するとサーカがやきもちをやいて、そこから火を盗み出し自分は逃げたらしい。そしてそこは、火をつけるものもなくて、もうミルクは最初は、とても困っていたそうだ。また(サーカは)マージェー(バッタの一種)を見つけ、昆虫のいるだけ全部に目隠しをしたつもりであったが、マージェーは頭だけに目を持っているのではなく、羽の下にも目がついているそうだ。その羽の下の目が(サーカのしたことを)見て、「火はここに隠されているよ。」とミルクに教えたという話なんだ。それからミルク世果報という言葉が使われるようになったとさ。

再生時間:1:42

民話詳細DATA

レコード番号 47O370703
CD番号 47O37C033
決定題名 ミルクとサーカ(方言)
話者がつけた題名 ミルクとサーカ
話者名 神谷カマド
話者名かな かみやかまど
生年月日 19020608
性別
出身地 沖縄県読谷村瀬名波
記録日 19770815
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第10班
元テープ番号 読谷村瀬名波T08A07
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく) んかし
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P214
キーワード ミルク,サーカは欲ばり者,ミルク世果報,火を盗む,マージェー
梗概(こうがい) 昔、ミルクという人とサーカという人がいたそうだ。そして二人は同じ所で一緒に住んでいた。それがサーカは欲ばり者で、「見渡たせる範囲は、全部私の土地だぞ。」と言って、高い所も全部見える所はサーカが取ったそうだ。また、ミルクは見えない部分も低い所かまわず取ったのでとても豊かになり、それからミルク世果報といわれるようになった。そして、ミルクは豊かになり、とってもいい暮らしをしたそうだ。するとサーカがやきもちをやいて、そこから火を盗み出し自分は逃げたらしい。そしてそこは、火をつけるものもなくて、もうミルクは最初は、とても困っていたそうだ。また(サーカは)マージェー(バッタの一種)を見つけ、昆虫のいるだけ全部に目隠しをしたつもりであったが、マージェーは頭だけに目を持っているのではなく、羽の下にも目がついているそうだ。その羽の下の目が(サーカのしたことを)見て、「火はここに隠されているよ。」とミルクに教えたという話なんだ。それからミルク世果報という言葉が使われるようになったとさ。
全体の記録時間数 1:42
物語の時間数 1:42
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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