鉄門の福分(方言)

概要

昔ある所にいつも山でまきとりをして売っている1人住まいのおばあさんがいた、ある時そのまきを盗まれてしまった。どうしたのだろうと考えている間に又まきを盗まれてしまった。これではいけない今日はもうまきの間に隠れて、この盗人をつかまえてやろうと薪の中に隠れていると、気がつくと天の方に引き上げられた。「ここは、どこだ}と言うと、神様達が「ここは天だと言う」あちこち見て廻っていると、小さく積まれた物、大きく積まれた物が見えた。これは何かと聞くと、これは人間の果報だと神様がいった。その中にとても山のように大きいのがあった。これは誰のものかと聞くと、「これはまだ生まれてないがこれの果報だ」と神様が言った。それじゃーそれが生まれるまで、その果報を私にかして下さいというと、神様はかりて行きなさい。と、ジョンカニ果報をかしてくれた。それを貸りて家に帰ると、どんどん金持ちになり門も鉄開門に作りかえた。ある日その門の前に、こじきが子供を生んだ。おばあさんは、お前はここで子を生んだのか?名はなんとつけたか?と尋ねると、子供はあなたの家の前で生まれたので「ジョンカニー」と名づけたと言うと、「ああこの子の果報だったのか」と考えて、「お前は歩くのさえ大変だから、この子は私に育てさせてくれ」とたのんでその子を育てた。この家は金持ちとして長く栄えた。

再生時間:3:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O370700
CD番号 47O37C032
決定題名 鉄門の福分(方言)
話者がつけた題名 金門の子
話者名 神谷カマド
話者名かな かみやかまど
生年月日 19020608
性別
出身地 沖縄県読谷村瀬名波
記録日 19770815
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第10班
元テープ番号 読谷村瀬名波T08A03
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく) んかしあるとぅくるんかい
伝承事情
文字化資料
キーワード 薪取り,おばあさん,盗人,天に引き上げられた,神様達,人間の果報,ジョンカニ果報,金持ちに,鉄門,乞食,子供,ジョンカニー
梗概(こうがい) 昔ある所にいつも山でまきとりをして売っている1人住まいのおばあさんがいた、ある時そのまきを盗まれてしまった。どうしたのだろうと考えている間に又まきを盗まれてしまった。これではいけない今日はもうまきの間に隠れて、この盗人をつかまえてやろうと薪の中に隠れていると、気がつくと天の方に引き上げられた。「ここは、どこだ}と言うと、神様達が「ここは天だと言う」あちこち見て廻っていると、小さく積まれた物、大きく積まれた物が見えた。これは何かと聞くと、これは人間の果報だと神様がいった。その中にとても山のように大きいのがあった。これは誰のものかと聞くと、「これはまだ生まれてないがこれの果報だ」と神様が言った。それじゃーそれが生まれるまで、その果報を私にかして下さいというと、神様はかりて行きなさい。と、ジョンカニ果報をかしてくれた。それを貸りて家に帰ると、どんどん金持ちになり門も鉄開門に作りかえた。ある日その門の前に、こじきが子供を生んだ。おばあさんは、お前はここで子を生んだのか?名はなんとつけたか?と尋ねると、子供はあなたの家の前で生まれたので「ジョンカニー」と名づけたと言うと、「ああこの子の果報だったのか」と考えて、「お前は歩くのさえ大変だから、この子は私に育てさせてくれ」とたのんでその子を育てた。この家は金持ちとして長く栄えた。
全体の記録時間数 3:31
物語の時間数 3:31
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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